ミッション系の女子校で出会った野々原茜と牧田はなの二人。その二人の27年間が手紙とメールのやりとりによって綴られる。
高校、大学、そして20年の時を経て40代となった二人の手紙やメールのやりとり。読み始めた時は、「あれ?なんか想像してたのとちょっと違うかな・・・」と思ったんですが、読み進めていくと、どんどん物語世界にのめり込んでしまいました。
ひりひりした二人のやりとりに、もう本当に、どうしようもなく心を掴まれました。不安、焦燥、高揚・・・。ドキドキしたり自分のあの頃に思いを馳せたりしつつ夢中で読みました。
ところが!最初と最後でガラリと印象が変わっていって、そして、まさかのラスト。もうビックリして暫く放心状態でした。切なかった・・・。
(2018.07 読了)
2019年01月21日
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