今年こそは!最後まで息切れせずに記事UP出来るようにしたいと思っています。
本当にダメダメなブログ主ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
と、昨年に引き続き、遅い遅ーい、2016年の読書まとめと新年のご挨拶でございます。
2016年は、なかなか更新できない自分に、途中凹んだりもしたけど、終盤では開き直ってしまったような、そんな感じです。なんとか追いつこうとしたけれど、さすがにね、もう、ムリ。記事UPについては、ほぼほぼ諦めました。や~こう表明するのって勇気がいるなぁ・・・。
あ、とはいえ、諦めたのは過去の読了記事だけです。これからの分は、更新する気満々でございますです、はい。
そんなこんなの2016年の読書ですが。読了したのは113冊。月平均は9冊。
2015年よりは数冊上回ったものの、この数字はなんとも・・・。それでも、素晴らしい本との出会いは、例年と変わらず。泣いたり、笑ったり、怒ったり、泣いたり、もやもやしたり、泣いたり・・・と、充実した読書生活を送れました。相変わらず、涙腺は緩かったですねー(笑)
ということで、BEST10をば。
・・・と思ったら、記事にしてない本が多いなぁ。この作品たちだけは感想記事をUPしたいな。
1.蜜蜂と遠雷(恩田陸)
文句なしの1位。
ピアノコンクールを舞台にした物語。最初はボリュームに慄いたけれど、読み始めたら、なんのその。一気読みペースで読み切りました。
2.東京會舘とわたし(上・下)(辻村深月)
「東京會舘」を舞台にした連作集。戦前から平成へと様々な人々が描かれ、笑ったり、涙したり。辻村作品だけどキリキリと古傷が痛むような思いはせずに読了できた。優しく温かいお話でした。
3.殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件(清水潔)
「文庫X」として手にした本。普段なら手に取らないノンフィクションものだったけど、読み始めたらページを繰る手を止められなかった。かなり考えさせられるし、ムラムラとした怒りとともに読了。文字(ペン)の力というものを、すごく感じた1冊でした。
4.桜風堂ものがたり(村山早紀)
書店を舞台にした物語。村山作品らしく、鋭く容赦なく、でも、それをすっぽりと覆ってくれる優しさと強さを感じられた1冊でした。本を取り巻く厳しさも感じられ、地元本屋さんに出かけようと思ったりもしたのでした。
5.残り者(朝井まかて)
開城を翌日に控えた江戸城大奥。皆が立ち去った後に、様々な理由で居残っていた人々を描いた連作集。読みながら、私もこの中に混ざりたーい!と、不謹慎ながら思ったのでした。後日談も良かったなぁ。
6.象は忘れない(柳広司)
東日本大震災。その時、福島で暮らしていた人々のその後を描いた連作集。文章の端々から伝わってくる怒り。そんな”怒り”に圧倒された1冊でした。
7.よっつ屋根の下(大崎梢)
4人家族が、ある事情から離れ離れに暮らすことになった。それぞれの家族が語る思いを描いた連作集。ラストは予想外だったけど、破たんしかけていた家族が絆を取り戻したことが分かって、良かったなぁと心からホッとしました。家族の形はそれぞれで、その家族が繋がっていればいいんだよ、と思ったのでした。
8.やがて海へと届く(彩瀬まる)
東日本大震災で行方不明になったまま帰らぬ人。その人を取り巻く人々の物語。誰が正解とはいえないし、どの人の気持ちも痛いほど分かって、切ないお話でした。でも、それぞれが前向いて歩いていこうとする姿が見れるラストで良かったです。
9.世界の果てのこどもたち(中脇初枝)
第二次世界大戦中の満州で出会った3人の少女たちが戦争に翻弄されながらも再会するまでの物語。こういう運命を生きた少女たちが沢山いたんだろうと思うと、なんとも言えない気持ちになります。戦争を知らない私ですが、こういう書物を読むことで戦争とはどういうものなのかを少しでも感じることができる。”感じること”が、とても大切なんだと改めて思いました。
10.魔導の系譜(佐藤さくら)
新人作家さんによるファンタジー。友人に勧められて手にしたんだけど、勧めてくれたことに感謝した1冊。ボリュームには躊躇したけど、読みだしたら止まらなくなりました。2016年に読んだ初読み作家さんの中ではダントツ。続編が待ち遠しい!
◆次点
・人魚の眠る家(東野圭吾)
・ウエディングドレス(玉岡かおる)
どちらも甲乙付けがたかった。この2冊と10位の佐藤作品で悩んだんだけど、予想外の面白さだったということと、今後への期待も込めて、こういう結果になりました。
◆選外
・コンビニたそがれ堂 祝福の庭(村山早紀)
・スクープのたまご(大崎梢)
ランキングの中に同じ作家さんの作品は1冊だけという、Myルールで選外にした作品。どちらもワタクシの涙腺を刺激しまくった1冊でした。
2017年は、せめてランキングに入る作品ぐらいは、ちゃんと感想記事を書けるようにしようと思います。・・・って、かなり低い目標ですが。
こんなダメダメなブログですが、どうか2017年もお付き合い頂けると嬉しいです。
様々な本のお話ができますように。どうぞ宜しくお願いいたしますm(__)m
(2017.01.08)
ラベル:読書記録
すずなさんのベスト10待ってました~^^わ~い!
1位は一緒でした~。こちらも嬉しいです^^
ホント、文句なしでしたよね。登場人物たちも魅力的で可愛かったし、何よりもピアノの演奏が本当に聴いているかのようで流石恩田さんと思いました。この作品で直木賞を獲ってほしいです。
あとは2位7位8位が既読でした^^
すずなさんとは読む本が似ているのでお話するのが本当に楽しいです。すずなさんのペースでブログをこれからも続けていっていただけると嬉しいです。
今年もよろしくお願いいたします!
そして、あけましておめでとうございます!!
うわ…私、どれも読了しておりません(^^;)
1位の『蜜蜂と遠雷』と5位の『残り者』、選外の『スクープのたまご』は、リスト入りはしてるんですが、全く到達しておりません。
そして、年間113冊なら、問題ありませんよ~。アウトプットの方は、ご自分のペースでされたらいいんですし♪
今年も、本のお話をたくさんできたら、嬉しいです♪
ぜひ、よろしくお願いします。
あけましておめでとうございます!
お待ち頂けてるなんて・・・(涙)苗坊さんはいつも直ぐにTBやコメントを頂けて、本当にありがたいなぁと常々、思っています。今年は苗坊さんのそういう所を見習わねば!と思っているところですm(__)m
お~1位は一緒ですか!私も嬉しいです♪これは悩む必要なく決まった1位でした。直木賞、獲って欲しいですよね。
読書傾向が似てますね(^^)苗坊さんの記事を見て「あ~私も読んだよー。記事書いて感想を・・・」と思うことが多いです。今年はそんなことにならないよう、頑張りますね~。
今年もどうぞよろしくお願いします!
あけましておめでとうございます!
記事UPして、早速のご訪問ありがとうございます!!
「残り者」面白かったですよー!私は記事にしてなくてアレなんですが(^-^;水無月・Rさんの感想を楽しみに待ってます。
そして!優しいお言葉ありがとうございます(;O;)
マイペースで頑張っていこうと思います。
今年もボチボチかもしれませんが、どうぞ宜しくお願いしますm(__)m
すずなさんベスト10中、2位4位次点東野さんしか読めてないわ。次の読書の参考にさせていただきます!
蜜蜂と遠雷、図書館で予約したら20人待ちでした。まだまだ先だわ。
携帯のアプリで読書管理できるの知って、数年分メモってたのを全部入力してみたら去年は64冊でした。
すずなさんには到底およびません~(笑)
ちなみに私が去年読んで一番良かったというか印象に残ったのは雫井脩介さんの「望み」です。読み進めるのがつらかった。。。
長々とすみません。
今年もどうぞよろしくお願いします。
あけましておめでとうございます!
「蜜蜂と遠雷」は20人待ちですか!直木賞候補にもなったので興味を持った人が多いんでしょうね…。早く読めるといいですね~!
携帯アプリでそういうことも出来るんですねぇ。気軽に記録出来て便利!…って、携帯を使いこなしてないことがバレバレなコメントですが(笑)
雫井さんの「望み」ですか。「つらかった」というのが気になりつつ図書館に予約しました!でも、8人待ち(^-^;今年前半に読めるといいなぁ…。
コメントとっても嬉しいです♪
こちらこそ、今年もどうぞ宜しくお願いします!!
おおー。たくさん、読みましたねぇ。すごいっ。
そして、このトップ10のなかでも、すずなちゃんの紹介を読んで、読みたくなる本が出てきます。
読書もブログものーんびりペースですが、引き続き、よろしくお願いします。
お~ありがとう!
こんな紹介文で読書欲をチラッとでも刺激できたのなら嬉しいなぁ(*^_^*)
お互い、マイペースでぼちぼち行こうね~。
こちらこそ、よろしくお願いしますm(__)m
なるほど、第一位なのですね。読んでみようかな!!!
恩田さんの「蜜蜂と遠雷」は、そのボリュームに慄きますが(笑)、読み出すと一気に読める面白さでしたよー。
機会があれば、是非!