シリーズ1作目寝たらその日のことをすべて忘れてしまうという忘却探偵の掟上今日子。彼女の活躍を常にトラブルに巻き込まれる青年、隠館厄介の目線で描いた短編集。
テレビドラマ化された本書はドラマにハマった妹から回ってきました。ドラマは観てなかったんですが、何故か最終回の後半部分だけは観たんですよねぇ。ということで、ラストがなかなか好きだったので楽しみに読んでみました。
まぁ、軽く読める推理物って感じかな。探偵が寝たら忘れてしまうため、事件解決まで引っ張らないということもあって、割合サクッと終了!という感じ。でも、謎は結構、ムムムムム・・・と唸らされたかな。そういう意味では、面白かった。とにかく、今日子さんの超人ぶりはよーく分かった。うん。事件を解決するために、徹夜で大量の小説を読もうとしたりするところは、それはかなり無理があるっていうか、無謀だよなーとツッコミを入れたりもしたけどね。
・・・と、微妙に辛口な感じなのは、読んだのが2カ月も前だからということもありますです、はい。
次巻を読みたい!と思うくらいには楽しかったのですよ。
(2016.04.06 読了)
2016年07月03日
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