シリーズ最終巻。
なんか長かったなぁ・・・と思いつつ、無事に完結して良かった!とホッとしました。
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ネタバレしてます。
未読の方はご注意を。
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前巻の最後でネズミが意識不明になっていて、まさか・・・と最悪の状態を想像しちゃいましたよ!沙布に続いてネズミまで!?そうなったら、紫苑はどうなっちゃうんだろうと不安で不安で・・・。医師の元へ連れて行けたから良かったけれど、そこが都市への反逆者(?)達の潜伏先だったとは!それが分かった時は思わず絶句しちゃいました。ご都合主義じゃないかとも思ったし、だから紫苑達と接触してたのかとも思えたし・・・。それにしても、そこで紫苑達とひと悶着あるかと思いきや、予想に反してあっけなく襲撃されちゃって・・・。あれ~?って感じでちょっと拍子抜けしちゃったんですけどね。ま、お陰で紫苑たちが割合スムーズに行動できて良かったのかな。
そして、市中心部での紫苑やネズミの活躍。これって、活躍っていうのかどうなのか分かんないんだけど・・・。なんかね、いきなりファンタジーになっちゃったような気がするんだけど。いや、まぁ、このお話自体がファンタジーではあるんだけど(笑)でも、こういう解決の仕方ってどうなのよーぅと思わずにはいられませんでした。それまで、紫苑やネズミなど人の力で頑張って切り開いてきていたのが、いきなり超常現象ですか!?という気分も無きにしも非ずって感じです。
そして、いきなりのラスト。もうちょっと、ラストを引っ張って欲しかったなぁ、書き込んで欲しかったなぁ、なんてことも思っちゃいます。いきなり時間が流れてしまって、その流れた時間の部分を読みたかった;;;9巻まで続いてきてこれっていうのは、寂しいような、そんな感じです。もうちょっと、余韻に浸りたかったなぁ・・・なんてことを思ったのでした。まぁ、これはこれで良いような気もするけどね。
(2015.06.20 読了)
2015年06月27日
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