江戸川乱歩生誕120年記念オマージュ第3弾。
第1弾のアンソロジー集が面白くって、小路さんの長編も楽しみにしていました。
・・・と、第1弾アンソロジーのリンクを張ろうとして、そっちの記事をまだUPしてないことに気付いた;;;昨年の後半に読んだ分が手付かず状態なんですよね。そろそろ、ささっと終わらせたいんだけど、これがなかなか・・・。GWになんとか出来るといいけどなぁ・・・。
え~気を取り直して(笑)
少年探偵団シリーズは小学生の頃にハマって読みまくってたので、この装丁からして「懐かしいなぁ」と表紙を眺めながらしみじみしちゃいました。でも、内容は・・・。ほとんど覚えてない(小声)ま、まぁ、なんとかなるよ!と、言い聞かせながら読み始めました。
読み始めてすぐに、最初の心配は吹っ飛びました。読みなれた小路作品ということもあったんでしょうが、違和感は全く感じることなく物語に没頭しちゃいました。明智小五郎と小林少年の誕生秘話が語られるお話。
怪人二十面相や小林少年の正体には、もうね、そうきたかー!でした。・・・これ、たぶん、本作では明かされてないですよね(焦)私的に、すんごく面白い展開でテンション上がったんですが、実は、既定の事実だったらどうしよう。。。という不安も拭いきれないんだけど;;;どうなのかな。
ま、でもね、個人的に楽しめたので良しということで!・・・と、開き直ってみる(笑)
いくつかのお話が後半に向かって絡まりあっていって、最後にそれらがカチリと見事にはまる。読んでいて、ワクワクドキドキしたし、最後はスッキリ爽快な気持ちになれました。楽しかった!
出来ることなら、小路さんで続編みたいなものも書いて欲しいなぁ・・・なんてことも思ったのでした。難しいかな。でも、読んでみたいなぁと思います。。。
(2015.04.10 読了)
2015年04月14日
この記事へのトラックバック
少年探偵 小路幸也
Excerpt: 少年探偵 (一般書)著者:小路 幸也ポプラ社(2015-01-15)販売元:Amazon.co.jp 「東京バンドワゴン」シリーズの小路幸也が描く、“彼ら”をとりまく光と影。帝都を駆ける怪人二十面相と..
Weblog: 苗坊の徒然日記
Tracked: 2015-04-18 23:45
怪人二十面相や小林少年の正体にはビックリしました。
私も実際の作品を読んでいないのでこれは本当の事なのか否かっていうところが気になりました^^;
私も続編を読みたいです。
怪人二十面相と小林少年の対決をまた読みたいですよね。
オマージュ作品ということもあったんでしょうが、今までの小路作品とはちょっとテイストが違ってましたね。でも、面白く読めたので良かったです。
怪人二十面相や小林少年の正体にはビックリでしたね!
ホント、続編を書いてもらえると嬉しいですよねぇ・・・。