2015年02月09日

バチカン奇跡調査官 終末の聖母(藤木稟)

シリーズ第7弾。

って、もう7冊も読んだんだ!と、その冊数にビックリです。1巻を読んだ時には、ここまで続くとは全く思ってなかったんですけどね。でも、まだまだ続きそうですね。

今回は、バチカンでの法王選挙の最中に、メキシコのグアルダルーペ寺院で行われる有名彫刻家の作品の除幕式に出席した平賀とロベルトが遭遇した奇跡についての調査。科学的なことはもちろんなですが、なんだか壮大な宇宙の神秘にまで話が広がってしまって、読みながら「おぉ~そっちにいくのかー!」と驚いたりもしました。シリーズ最初の頃と比べると、奇跡の真相が大きすぎてついていくのが必死になってきました。ホント大変です(笑)

バチカンの祭司が主人公ということで、素人の私にとっては、かなり深い宗教お話も普通に出てきます。当然ながら、宗教的な内容部分はなかなか理解し辛くって難しい部分もあったりするんですが、そこは雰囲気でなんとか乗り越えています(笑)

残念だったのは、この巻ではジュリア司祭が登場しなかったこと。登場すると、ムキーっとなっちゃうんだけど、でも、出てこないと何だか物足りなさを感じてしまいます。
読者の我侭ですね、はい。



(2015.07.29 読了)








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ラベル:著者(は) 読書
posted by すずな at 12:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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