父親と二人暮らしの高校一年生雄大。入学早々、野球部の先輩とけんかして退部。その直後、可愛い先輩に誘われて人力車部へ入部することになってしまったが・・・。
うん、楽しかった!
これぞ、青春!という感じで、爽やかで一所懸命で、ちょっと不器用。そんな高校生たちの物語。
実際に人力車を曳く車夫と、人力車の製造や修理を担当する部員に分かれるというのが新鮮でした。当たり前といえば当たり前なのかもしれないけれど、高校生の部活なんだから”車夫”しかいないんだと思ってたんですよね~。それが、”自分たちで造る”という発想にビックリしました。もうね、単純に凄い!と思ってしまったのでした。
人間関係のあれこれや、恋もちょっとあったりもして、読んでいて本当に楽しい小説でした。
(2014.04.19 読了)
2014年07月24日
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