V6の岡田准一くんが雑誌『anan』に9年間綴ったエッセイをまとめたもの。
元々エッセイは苦手なのであまり読まない上に、作家さんでもない、それも”アイドルグループのメンバー”である岡田くんのエッセイを”私が”手に取ったというのは、自分でもちょっと驚きの事実です。まぁ、理由の3分の2は「堂上きょうかーん♪」で、3分の1は「官兵衛っ!」なんですけどね(笑)そういう理由でうっかり手にしてしまったエッセイ集でしたが、これがなかなか興味深く、ついつい夢中になって読んでしまいました。
特に面白かったというか、興味深かったのは、過去の自分の文章に岡田くん自らがコメントをつけているところ。「なんでこんなこと思ってたんだろう」など、その正直な(すぎる?)コメントに、読者である私と同じような目線で「あの頃は若かったなぁ・・・」と苦笑している岡田くんの姿が目に浮かぶようでした。
10代でデビューしてトップアイドルの一員として20代を駆け抜けて30代になった岡田くん。彼に限らず、特にジャニーズの一員として過ごしている少年たちは、岡田くんのように悩み、迷い、つまづき、葛藤して、「良いオトコになったなぁ」と素直に思える青年に成長していく。まぁ、そういう青年になるには、20代くらいでガッツリ悩んで、もがいて、時に傷つきながらも、ずーっと自分への問いかけを続け、そして、覚悟を決めた人だけに限るんだろうけどね。
・・・って、なんかエラそうに語ってしまった。すみませぬ。。。
そんな岡田くんの変遷というか歴史が垣間見れたような気がして、すごく、なんていうんでしょうか、深いエッセイ集だなぁと思いました。
そして、現在放映中の大河ドラマ「軍師 官兵衛」を見てるんですが、このエッセイ集を読んでからは岡田くんの見方が変わったような気もする単純な私です(笑)それにしても、勘兵衛の演技は凄いですねー!役者さんとしても凄いなぁと、毎回、その演技にゾクゾクしながら魅入ってます。
蛇足ながら、そのドラマ「軍師 官兵衛」も面白い!時々、昼ドラみたいになるのはアレですが(笑)、毎回、次週が待ち遠しくってしかたないです。歴史物なので先がみえてるのに、これはスゴイことだよ。
そうそう!エッセイの中には幼少時からの岡田くんの写真が掲載されてまして。これがまた可愛いかった!あまりの可愛さにメロメロになっちゃいました(笑)
(2014.04.13 読了)
2014年07月15日
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Tracked: 2014-07-15 19:09
この本買われたんですか?図書館にあったんですか?←
TBさせていただいておいてなんですがそういえば私まだちゃんと読んでませんでした^^;
軍師官兵衛の演技凄いですよねぇ。この間の本能寺の変での秀吉に告げるシーンは怖くて叫びました。
自分の記事に書いてますが20代の時はオカダが嫌いだった時期があって、自分の想いやV6に対する想いに対して何一つ共感できない時期があって^^;その頃のエッセイはまだ読めていません。まあ、ジャニーズに入ってたった3か月でデビューしちゃって、何がしたいかわからない状態で芸能人になっちゃったんだからしょうがないよねとも思うんですけどねー。
現代のオカダの注釈の方が読めたりして。これを機にちゃんと読まなければ^^;きっかけをありがとうございます。
・・・図書館で借りました^_^;それも、予約待ちして借りました~。
官兵衛の岡田くんはスゴイですよねー!あのシーンは私も「こわっ!」と思いました。悪人面が素晴らしすぎました(笑)
V6のファンである苗坊さんは、私よりもずっと近くで見てきたからこその思いなどがあるんでしょうね。読めてない部分を読むきっかけになったのなら良かったです。・・・って、良かったかどうかは分かりませんが^_^;