2014年05月18日

Sの継承(堂場瞬一)

1963年のクーデター計画と2013年の首相を人質にした立てこもり事件。二つの事件をつなぐ「S」とは・・・。

最初の毒ガス発生事件を読みながら、実際に起きたサリン事件を連想してしまって、その後の展開を想像したのですが、私の想像とは全く違った展開になりました(笑)

第一部では、50年前に計画されたクーデターの全貌が語られ、それが第2部へと繋がっていく。第一部は読み応えがあり、どうなるんだろう、どうするのー!?と一気に読みました。それに比べると、第二部はちょっと失速気味だったような印象です。ネットを使った犯罪の脆さに加えて、ずさんな計画があまりにも・・・。

とはいえ、全体的には面白く読めたと思います。


(2014.01.04読了)





Sの継承
中央公論新社
堂場 瞬一

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ラベル:著者(た) 読書
posted by すずな at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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