ある古城で出会った15世紀に作られたタピスリー「貴婦人と一角獣」に魅せられたジョルジュ・サンドの物語。
「ジヴェルニーの食卓」のような物語を想像していたんだけど、ちょっと違ってました。思ってたよりも薄い本だったし。
ジョルジュ・サンドの短編や、掲載されている「貴婦人と一角獣」というタペスリーについてなどは興味深く読めたんですが、小説として手に取った私としては、ちょっと物足りなさも感じてしまいました。もうちょっと、中身の濃い物語が読みたかったなぁというのが正直なところです。
ただ、この本自体がTV番組との連動企画のようで、私がそうとは知らずに手に取ったので残念な気持ちが強くなってしまったみたいなんですよね。そういう意味ではしょうがないのなかなぁとも思いました。
(2013.11 読了)
2014年04月17日
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Weblog: 苗坊の徒然日記
Tracked: 2014-04-17 22:32
私も原田さんの骨太の小説を読めると思っていたのでちょっと残念でした。面白かったのですが物足りなかったですよねー。
ジョルジュ・サンドの作品を今度は長編で書いてほしいです。
ちょっと物足りないのが残念でしたよねー。
長編で読みたいですね!