2014年04月14日

駅物語(朱野帰子)

東京駅を舞台に新人駅員の若菜直の奮闘を描いた作品。

すっごい完結あらすじ(笑)
読み始める前は、新人駅員の成長を描いた感動物語だと思ってたんですが、読んでみると、もちろん涙もありますが、想像以上に重い内容もあったりして、読み応えがありました。

どんな仕事をしていても、大変だというのは言わずもがななんでしょうけど、東京駅という巨大な駅で新人としてスタートするというのは、本当に想像を絶する大変さなんだろうなぁと改めて思いました。覚えなきゃいけない路線や時刻は膨大だし、利用客の数も半端ないから、色んな人が居る訳だし。それらに、一つ一つ丁寧に正確に対応していくことがどれだけ大変なことであるのか・・・。
ただただ、凄いな~というしかないですね。

若菜が少しずつ仕事に慣れ、職場に溶け込んでいく様子に心の中で声援を送りながら読みました。

この作家さんは初読みだったと思うんですが、他の作品も読んでみたいと思いました。


(2013.10 読了)





駅物語
講談社
朱野 帰子

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ラベル:読書 著者(あ)
posted by すずな at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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