2013年06月16日

やがて、警官は微睡る(日明恩)

シリーズ3作目。

横浜みなとみらいに新規オープンしたホテルで発生した立て篭もり事件。非番でその場に偶然居合わせた武本が事件解決に向けて孤軍奮闘するが・・・。

うん、面白かった!

色々と書いちゃうとネタバレしちゃうので、あんまり書けないんだけど・・・。

最初から犯人達が描かれるので、読んでるこちらとしては、思わず「たけもとーっ!」と叫んじゃったりする場面もあったんだけど(笑)知ってるからこそ、ドキドキハラハラが増大しちゃうんですよねぇ。いやぁ~なかなか緊張しまくりました。

それにしても、武本刑事がえらい出来る人になっちゃってて;;;超人離れといいますか、ヒーローみたいになっていったのにはちょっとビックリでした。え、そこまで凄かったっけ!?と、思わず突っ込みたくなってしまった。独りで犯人グループに立ち向かって、次々とやっつけちゃったりするんですよねぇ。まぁ、犯人達が自滅した部分もあるにはあったんだけど、武本刑事が活躍しすぎだったような気がしないでもないんですけどね。まぁ、個人的には大歓迎なのでいいんだけどさ(笑)

潮崎も良いタイミングで登場して、二人の信頼関係が際立っていたのもこの作品の魅力でした。離れていても二人は良いコンビで、こうやって事件解決に向けて協力出来たというのは嬉しかった。

次の作品では、できれば二人で一緒に行動できるようになってるといいなぁ・・・なんて、そんなことも思ったのでした。それは、まだちょっと難しいかな。

とにかく、次の作品が楽しみなシリーズです。早く読みたい。・・・武本の恋愛話もちょっと気になるところ(笑)



(2013.05.19読了)




やがて、警官は微睡る
双葉社
日明 恩

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ラベル:著者(た) 読書
posted by すずな at 15:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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