「アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子」に続くシリーズ2作目。
1作目よりもアクションシーンが多くなったような。ハードさが倍増して、ちょっと慄きながらの読書となりました。おまけにスプラッタとまではいかないけれど、それに近いような(私的には)描写がありまして・・・。ひえぇぇぇ;;;となりながら頑張って読みましたよー。もうね、ちょっと気持ち悪くなっちゃったりもしました。
今作では瑛子の夫の死にまつわるアレコレが描かれるのかと期待してたんですが、そうではなく、瑛子が遭遇した刑事事件が主体となってました。そういう意味ではちょっと期待はずれだったかなぁ。最後にちょっとくらいは真相を教えてくれるのかと思いきや、瑛子だけは聞いたような感じでして、読者は置き去り・・・。「何を聞いたのーっ!?教えてくれーっ!」と手にした本に向かって叫びたい衝動に駆られてしまいました(笑)焦れ焦れさせられるなぁ・・・。
夫の件に関しては期待はずれだったんですが、それを考えなければ、刑事物として十分に楽しめました。中米の麻薬組織が関わった殺人事件。最強の暗殺者と瑛子との対決には、ドキドキハラハラさせられました。
・・・あんまり書くと、ネタバレになっちゃいそうなので書けませんが;;;
最初にも書いてますが、ちょっとハードすぎて付いて行けない部分もあるんだけど、そこはもうね、ざーっと斜め読みで(笑)だって、暴力描写がハードすぎるんですもん。もうちょっとソフトな表現にしてもらえるとありがたいんだけど、そうするとそこに魅力を感じてる方にとっては物足りなくなっちゃうのかなぁ・・・という心配もあったりして。難しいところですなぁ。
ということで、これって、なんだかすごく長いシリーズになりそうな感じですね;;;頑張ってついていかなくちゃー。
(2012.09.19読了)
2012年09月25日
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