「2011年本屋大賞ノミネート作」ということで読んでみました。
頑張った。本当に頑張って読んだよーっ!と自分を誉めたい気分です(笑)上下巻で1000ページ以上というすごんい分厚い本。そんな作品なのに、最初から最後まで、この作品の面白さが全く分からなかった;;;それでも、よくまぁ~上下巻を読了したよ。エライよ、私。
*****
・・・というこで、辛口感想・・・コメントです。それも「超」が付くほどけちょんけちょんになると思われます。面白かった!という方などなどは、どうかここで引き返すことをオススメします。そうして頂けるとありがたいです。
*****
又三という男性の半生を描いた作品なんですが、彼の小学生時代から40代かな、それまでを、ただただ追ったというだけ。大阪の典型的な不良少年から、一念発起して同志社大に入学したものの中退。そして、東京から北海道に渡り密漁生活を経て放送作家へ。最後はタイに渡り、大阪に戻ってくる。その間に、何度か恋をしては振られ続け、幸せな結婚をしたもののそれも破綻して・・・。まぁ、なんでもかんでも、よくそんなに同じことを繰り返すもんだ、と呆れるくらいに学習能力がない男性の半生でした。同じことの繰り返しで読んでてウンザリしてきた。
そして、著者が何を言いたくてこのお話を書いたのかもよく分からなーい。だただた、長いだけの小説って感じでした。本屋大賞ノミネート作だったので、いつか面白くなるのかも、上下巻だから上巻ではその面白さは分からないのか、下巻で一気に面白くなるのか。そう期待しながら読んだんですが、最後までこの作品の面白さは感じられなかった;;;最後も「え?これで終わりなの?」というラストでして。「続く」って書いてあるんじゃ?と思ってしまったくらい。
この作品の良さや面白さが私には全く分かりませんでした。本当にツマラナカッタ。。。
本屋大賞ノミネート作10作品のうち6作が既読だったので、未読は4作かぁ、今回は大賞発表までに読了出来るなー、楽勝だなーと思ってたんだけど。なんだか、いつもより険しい道のりのような気がしてきました(笑)・・・残り、あと2作。がんばろー。
(2011.02.22読了)
2011年02月27日
この記事へのトラックバック
私的にどこが「本屋大賞候補作」なのかワカラーンっ!と暴れたい気分でした^^;;;合わなかったですねぇ。べるさんのお好きだという書評家さんの意見には「全くその通り!」と同意しちゃいます。
窪さんの作品は予想以上に楽しめました~。機会がありましたらお手にとってみてください。ちょっと暗めですけど^^;