2010年12月25日

歌うクジラ(上)(村上龍)

う、うーーん。う~~~~~~~~~~~~~ん;;;

村上作品はあまり読んでないんですが、「半島を出よ」を夢中で読んだ!すっごく面白かった!という印象が強く残ってまして。今回、この作品のタイトルと「2022年のクリスマスイブ、ハワイの海底で、グレゴリオ聖歌を正確に繰り返し歌うザトウクジラが発見された・・・・。そして100年後の日本、不老不死の遺伝子を巡り、ある少年の冒険の旅が始まる」という作品紹介に惹かれて手に取ったんですよね。

ところが、ところがっ!!

期待していたザトウクジラは全く登場せず;;;少年の冒険の物語ではあるものの、なんだかなー;;;な感じでして。まぁ、上巻だけですからね。下巻では違った展開でワクワクドキドキさせられるのかもしれないんだけど、上巻に関して言わせてもらえれば、期待していたような冒険談ではなかったんだよねぇ。とーーーっても残念;;;

特にね、もうね、”助詞を正しく使わない文章での会話”ってのが、読んでて苦痛で苦痛で・・・;;;そういう設定だってのは分かるんだけど、イキオイでがぁーーっと読み進める私にとって、コツンコツンと躓く感じの文章はどうにも合わない。合わない、合わない、合わなーーーーいっ!!・・・と、喚きたくなるほど、ほんっとに苦痛でした。ぶっちゃけタイクツでした。助詞に気を取られて、内容を上手く読み取れないっていうかね、読み込め無くって;;;私の理解力不足だろうと言われればそれまでですが・・・。

ということで、期待が大きかった分、ガッカリ度も大きかったようで。なんとか最後まで読みとおすことは出来たんだけど(実は読了に1週間くらいかかった;;;)、下巻を読み通せるかどうか、読み通せても、この作品の魅力を少しでも感じ取れるのかどうか、めちゃくちゃ不安です。。。





(2010.12.15読了)




歌うクジラ 上
講談社
村上 龍

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ラベル:読書 著者(ま)
posted by すずな at 05:40| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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