初読み作家さん。長編ファンタジー。
行方不明になった兄を探していた佐与子が兄の友人達と辿り着いたのは、人々が狼と共に暮らす隠れ里だった。そこで、探していた兄の消息を見つけるが・・・。
うーん。ちょっと期待ハズレかなぁ・・・。
ファンタジーに恋愛要素が入ってるんだけど、それが上手く溶け合ってないっていうかね。内容的には面白かったと思うんだけども。初読み作家さんということで、慣れてないからか文章がどうも私に合わなかったようで・・・。言葉がすんなりと入ってこなかった。この作品世界に入り込めず、なので、感情移入も出来ず。なんというかね、話の筋を目で追うだけ、淡々と読んでいったという感じかなぁ・・・。
ファンタジーの方はなかなか面白かったと思うんだけど、私的にはもうちょっと何かが足りないって感じ。「何が?」と聞かれる思うんだけど;;;なんだろ。なんか、物足りないって感じなんですよねぇ。展開がすんなりしすぎなのかなぁ・・・。思ってた通りの方へ向かっていった、いきすぎた、という気がします。
恋愛要素の方は・・・ね。その展開はちょっとねー;;;って感じ。隠れ里の方はいいと思うんだけど、佐与子の方がね。もうね、あまりにも、ありきたりすぎる。どうせなら「ファンタジー」のみで、恋愛要素は入れないほうが良かったんじゃないかな、って気もしないでもない。
最初で「”ちょっと”期待ハズレ」とか書きながら、かなり辛口感想になっちゃったような気もしますね;;;
(2010.08.23読了)
2010年08月31日
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