この本を最初に手にしたのは2008年8月。ちょうどその時、4年に一度のスポーツの祭典である北京五輪の真っ最中。そんな訳で、とりあえず主目的である有川作品を読んで、残りは五輪後に・・・と積読本の山の中へ。あれから・・・あっという間に時は流れ、気付くと2年が過ぎようとしております(笑)うはははは。と笑うしかありませーん;;;
ということで、2年ぶりに積読本の山の中から救出しました。2年はあんまりだよな~と、ちょっと反省。でも、積読本の中には4年前のサッカーW杯関係の本も埋もれていたり・・・;;;もう、ホントに笑うしかないって感じです。。。
西E田さんの描いたイラストから紡ぎ出された文章とイラスト。作家さんやイラストレーターさん、それぞれの個性溢れる作品集でした。思ってた以上に楽しめました。電撃関係の作家さんやイラストレーターさんということで、私が知ってるのはほんの数人だけ。特に作家さんは、ほとんどが初読みだったので、目新しくってそういう意味でも楽しめた1冊でした。
ということで掲載順と時々、一言コメントなんぞを。
・西E田
お題イラスト。靴箱の前で男女高校生が手紙を持って背中合わせに立ってる。その周りにはかわいい生き物の操るUFOが飛んでいる。
そんな感じの可愛い、いかにもラノベなイラスト。これ見ただけで、それなりのストーリーは想像出来てちょっと胸がきゅん(ハートのイラスト付/笑)とします~。
さ、ここからどんな物語が始まるのかと、楽しみな一枚。
・むにゅう
・京極しん
どちらも可愛いイラスト。いかにも・・・って感じ。あ、いい意味でよ。
・ラブレターズ(うえお久光)
文章はちょっと馴染めないかな;;;と思いましたが、ちょっと切ない、ジレジレ恋物語にヤラレちゃったりもして(笑)
・先生かく語りき(時雨沢恵一)
モロSFって感じ。でも、面白かった。うぷぷぷぷ。と笑えるお話。これは好き。
・恋のフレーズは紙一重!?(上月司)
これはちょっと爆笑ものでした。いや、恋愛系には変わりないんだけどね。面白かったなー。この著者の作品を読んでみたいと思いました。
・田上俊介
それまでと違って、ちょっとオトナな感じのイラストストーリー。
・恋愛のカミサマ(有川浩)
こちらは2年前に既読。その時の感想はこちら。
当時は壮大ラブコメ活劇(爆)を読了した直後だったようで、そんなにきゅんきゅんしなかった;;;みたいなことを書いてますが、改めて読み直したら、けっこうキマシタよー(笑)じれったさに「ぎゃぁぁぁっ」と悶えさせられました。
・代理戦争とその人選による諸問題(中村恵里加)
「やっぱ、じゃんけんでしょー!」と呟きながら読みました(笑)ということで、ラストににっこり。ちょっと文章に馴染めない部分もあるにはあるんだけど、この作家さんも他作品を読んでみたいと思いました。
・僕と貴方の天体観測(五十嵐雄策)
おぉぅ!そうきたかーっ!なオチでした。うん、面白い。こういうオチは好き。
・さそりがため
脱力系イラスト。くすりと笑えて、ちょっと息抜きが出来て良し。
・SMOKING CHAIN(有沢まみず)
最初は良かったんだけどね~。きゅんきゅんモノ?って感じで期待したんですが、こういう展開はあまり好きじゃないのです;;;
・三日月かける
イラストの中ではこれが一番好き!きゅーんとなってとってもいいねー♪でした。
・タカチアカネの巧みなる小細工(柴村仁)
先日、他作品を読んだばかりの作家さん。有川作品の次に好きな作品でした。こういうの、モロ好みです~♪
・守ってくれる? アダムスキー(古橋秀之)
うー;;;ダメ。こういう展開は好きな方なんだけど、途中がどうも馴染めなかったのです。
・シンデレラ(岩田洋季)
切ない恋物語。のはずなんだけど、イマイチ盛り上がれなかった;;;文章がちょっと合わなかったのかなぁ・・・。
・ 山本ケイジ
あ~電撃だな~と思えるイラストでした。
・クランクはいつもアップアップ(成田良悟)
うん、そこそこ。ストーリーはそれなりに好きだったけど、文章がちょっと;;;でした。
(2010.07.03読了)
ラベル:著者(アンソロジー) 読書