とうとうこの巻に手をつけることになった。守り人シリーズ最終章の三部作。早く読みたいような、でも、もうちょっと先延ばししたいような、複雑な気分で表紙を眺める。うー、どうしよう。。。珍しく、読むのを躊躇した。でも、図書館の返却期限は待ってはくれないので、とっとと読むしかないんだけどね(笑)
最初から泣かされる。チャグムからシュガへの手紙じゃないですか!ぐわー。こんなんフェイントですよっ!すっかり大人になったチャグムに一抹の寂しさを感じながら、その成長が嬉しい。・・・と、のっけから泣いていたので、途中で何度も何度も涙腺が緩んでしょうがなかった。まぁ、涙腺が緩いのは今回に限ったことではないんだけどさ(笑)
チャグムを追いかけるバルサ。早く、早く、早く!チャグムを見つけて!早くっ!!バルサよりも読んでるこっちが焦っちゃう。そして、バルサが受け取るチャグムの手紙。ひーーーん。泣くなというほうが無理。
この巻はロタ王国が舞台で、かの王子や彼女の影までもがチラチラ。そして、新ヨゴ皇国のシュガやタンダ、ヒョウゴなど今まで登場したみんなが次々に登場する。あ~いよいよラストに向かってるんだなぁ・・・というのがヒシヒシと感じられる巻でもありました。それにしても、タンダをそこに行かせるのかっ!?と、突っ込まずにはいられない。大丈夫なんだろうか・・・。
こちらの世界だけでなく、ナユグでもなんだか不穏な雰囲気です。ふたつの世界で一度に何かが起こりそうですね。はぁ~続きが読みたいけど、着々とラストに向かってると思うと、やっぱりちょっと切ないなぁ。でも、続きが気になるから、すんごいイキオイで読むんだろうけどね(笑)
ようやくチャグムを見つけたバルサ。二人がカンバル王国へ向かう第二部には、どんな困難が待ち受けてるのでしょう。ワクワクよりもドキドキです。
【守り人シリーズ】
**精霊の守り人
**闇の守り人
**夢の守り人
**虚空の旅人
**神の守り人 来訪編
**神の守り人 帰還編
**蒼路の旅人
**天と地の守り人 第一部
2008年11月22日
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天と地の守り人(1)
Excerpt: 上橋菜穂子 2008 偕成社 間があいた分、世界を、登場人物を思い出すのに、少し時間がかかった。『バルサの食卓』を読んで、シリーズを最後まで読み終えようと思って、手に取った。読み始めてしまえば、引き込..
Weblog: 香桑の読書室
Tracked: 2011-10-23 00:04
でーもー、3冊とも軽装版になるまで待つんだー。がんばるー。がんばれ>自分。
ちょっと読むのが怖い気もします。ワクワクとドキドキとヒヤヒヤ?
ふっふっふ。
我慢は身体に毒よー。がんばりすぎちゃダメよー(笑)
そうそう。ワクワクとドキドキとヒヤヒヤとウルウルまで。テンコ盛り~。
・・・めっちゃ煽ってる?(笑)
こちらのコメントの日付を見て、月日の経つ速さに、びびりました。
胸が締め付けられました。
この先を読むのは、やっぱり勇気がいります。
どもども。コメントが遅くなって申し訳ない;;;
もう3年なんだーっ!?うわーホントびっくり!速いねぇ^^;
この巻はぼろぼろ泣いてばっかりの読書だったような気がします。先を読むのはたしかに勇気がいるけど、読まないと気になるよー(笑)