うえぇぇぇぇ。気持ち悪いよーぅ!
先日、たまねぎさんのところから貰ってきた本バトンにて『ず』が見つからず悔しい思いをしまして。おまけに、とっとと♪ずいずいずっころばし~を頭から消し去らねば!と早速、図書館で借りてきました(笑)その前に、ひょんなことから乙一さんの短編を読みまして、かなりジーンと心に沁みたのですっごい楽しみにして読んだところ・・・冒頭のセリフを吐くにいたってしまいました;;;
この方、ホラー作家さんなんですか!ミステリ系だと思ってましたよ。恥ずかしながら全く知らなかった私は、不意打ちをくらってかなりのダメージが・・・。
タイトルの「ZOO」のように動物園のような短編集。それもホラー!おまけに、ぞくぞくっのホラーじゃなくって、ほとんどがスプラッタ寄りでして。もう、グロイのなんの。読んでて、だんだん気持ち悪くなってきて大変でした。夕食が上手く消化されなかったような感じで、最後はもう胃がムカムカ・・・もうちょっとお話が続いたら吐いてたかも、というくらいでした。かなり強烈。
気持ち悪かったんだけど、途中でやめる気にはなれなかった。短編集の苦手な私が、最後まで一気に読んじゃったくらい、バラエティに富んでいたというか、面白かったというか・・・。。”面白かった”という言葉は使いたくないんだけど;;;最後の一文で、パタンとひっくり返される面白さは病み付きになりそうな感じでして。怖いもの見たさというのか、本当にやめられない、とまらない、そんな状態でした。
ほとんどがグロかったんだけど、中にはそうでないのもありました。一番好きだなと思う「陽だまりの詩」なんかは、ツーンと切なくなるようなお話でした。あと「SO-far そ・ふぁー」もかなり好きでした。一番、グロかったのは「冷たい森の白い家」かなぁ。出来上がっていく”家”を想像するだけで、ムカムカとあがってくるものが・・・;;;「ZOO」「SEVEN ROOMS」も、それに引けをとらないくらいグロイ。はぁ、これを打ちながら具合悪くなりそう。。。
気持ち悪かったけど、他作品も読んでみたいという気持ちが残る。短編を読んだから、次は長編でしょうか。うぅぅ、勇気がいるなぁ・・・。
2008年10月03日
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ZOO1
Excerpt: 乙一 2006 集英社文庫 苦手な描写もある。ヴィジュアライズしたらダメだぞ。
Weblog: 香桑の読書室
Tracked: 2009-07-17 14:11
はい。ぎゃぼー!!でした;;;
白系と黒系ですか!・・・初読み作品を間違えたんですねぇorz
うわぁ、オススメありがとうございます!どれから手にとっていいか悩み中だったので嬉しい♪早速、図書館で探してみますね~。
白系をある程度堪能してから「GOTH」を読んでみます^^;
グロイのはグロすぎて、うきゃーふみーぎゃーと叫びながらでした。
「陽だまりの詩」は私も好きです。切ないけど、ほんわかして、なんだかよかったです。
グロかったよねぇ^^;避けてたってのもあったんだけど、ここまでグロいのは久々に読んだってくらいでして。「気持ち悪い作品」として、私の頭の中にはインプットされております(笑)