と、思わず叫びたくなりましたが、なんとか呟くだけにとどめました。2作続けて(NO.6#3/あさのあつこ)ラストがこんなのってどうなのよ。ちょっと、あんまりじゃないかっ。このモヤモヤ感をどうしてくれるんじゃーっ。と、文句の一つや二つや三つくらいは言いたくなるってもんですよ。・・・まぁ、この順番で読んだのは自分なので、どこに向かって文句を言っていいのかわかんないですけど(笑)
ドラマの原作本だったので、どうなの?とちょいと躊躇してたところ、職場の貸本ルートから回ってきました。このルートのお陰で、こんな風にちょっと手が出なかった作品を読めたり、新開拓が出来るのは嬉しい。ただ、積読本の山が高くなってプレッシャーがぁぁ;;;という問題もあったりします。なかでも、「竜馬がゆく」がかなりプレッシャー度をあげております。贅沢ですか、そうですね、はい(笑)
ドラマの方は見てないのでなんとも言えませんが、「インディゴの夜」より軽めな感じで小説の方はそこそこ楽しめるんじゃないかと・・・。ただ、ミステリーというのはちょっとどうかな、という気分も無きにしも非ず。主人公の設定が、私的には、いや、まさか、そんな設定っ!?でして・・・。
掃除屋さんでアルバイトをすることになった桃子は、小さい頃からの持病?である突発性難聴を発症していた時に、事件現場での清掃の仕事をすることに。そこで、被害者達の遺留物に触れた途端、不思議な現象に見舞われ身体に異変を感じるようなる。幻覚を見るようになったり、味覚が変わったり・・・。で、その変調は被害者の強い思念に影響されたからだ!という結論に至って、原因を取り除くべく被害者周辺の調査を始め、その真相を突き止めていく・・・。
ミステリーというか、SFかな。事件が起きて、その真相を探るっていうのはミステリーなんだけど、原因不明の幻覚や味覚の変化ってのがねぇ。ミステリー?でして。まぁ、そこを深く突っ込まなければ、ちょっと手軽に楽しく読める作品という感じでした。特に、味覚の変化。桃子には同情するけどちょっと笑える~。私もアレを食べたくなっちゃいましたもん(笑)事件としては結構、重いものもあったりするんですが、そういうところで”重さ”をあまり感じない。さらりと読めちゃうのがいいのかな、とも思ってみたり。でも、そこに物足りなさを感じるのかな、とも思ってみたり。
って、あら、なんだか辛口気味?いや、でも楽しく読めたんですよー。主人公の設定にいまひとつ乗り切れないところはあったけど、味覚の変化ってとこで、これはミステリーというよりコメディー?と思ったところ辺りからは特にね(笑)とにかく、このままで終わっちゃったら怒るぞ、なラストだったので、出来るだけ早く続編を書いて欲しいと思うくらいには楽しめました。
ミステリ…のような違うような。
ジャンルが難しいですが、とても好きな作品ですね!
桃子の能力?も面白いですし、何だかんだで翔と良いコンビですし。
私もドラマは見ていないのですが、何だか全然違う設定ですよね。
別の作品と考えて見てみたいです。
「終わりかいっっ!!」ってなりますよね~やっぱり。そしてもう半年経つので、これ以降に続編出たとしても内容忘れててまた前作読まないとわけがわかんないような……でももう読まないだろうなぁ。すずなさんとおなじく、積読がすごいことになってるので。
内容を忘れないうちに、続編書いてほしいなぁ。読み返すのは面倒なので(^_^;)
ミステリの楽しみというよりは、桃子をはじめとしてキャラクターの魅力を楽しんだ一冊でした。時代劇オタクってところが妙にはまってしまって、いろんな小ネタに笑ってしまいました。
たしかにジャンルが難しいお話ですよね^^;
最初は戸惑いましたが、途中から楽しく読めました。
私もドラマは見てないのですが、みなさんのレビューを読んだらどうも大分違ってるみたいですねぇ。ちょっと興味があります。機会があればドラマの方も見てみたいです。
>まみみさん
ですよねー!あのラストはムムムとなりますよね。
まみみさんも積読の山と格闘中ですか^^;お互い少しでも切り崩せるようにがんばりましょう~(笑)
>エビノートさん
まさに「えぇーっ!?」なラストでしたよね^^;早く続編を読ませて欲しいですね!
そうそう!私は触れそびれたんですが、桃子の時代劇オタクはなかなかでしたねぇ。奥が深いんだ~!と感心?しました(笑)刑事コンビの名前もなかなか洒落が効いてましたね。