この巻もぼちぼちと物語が進みます。もっとスピーディーに展開していくのかと思ってたんだけど、どうもそうじゃないみたい。ってか、これってば完結してなかったのーっ!?という驚きの方が大きいんですけど;;;がーん。単行本の方では、とっくに完結してるのかと思ってたよ。物語が続いてるってのに、途中で文庫化って反則。・・・勝手に完結してるって思い込んでた私が悪いんですけどね;;;
なんだか、なかなか本題に入っていかないような気がするんだけど。この巻もプロローグ?って印象です。ネズミに助けられ、西ブロックに逃れた紫苑。ネズミと暮らし始めて、自分がいかにNO.6のことを知らなかったのか思い知らされる。そして、どれだけ守られ、反面、統制され、隔離された生活していたのかも思い知らされる。ネズミは逆に、危険を承知で助けてしまった紫苑を見捨てられずにいる自分に、訝しさや苛立ちを感じている。そんな感じかな。
ネズミが大きな秘密を抱えていること、それはNO.6に関わることだっていうのは分かるけど、なかなか正体が明かされないなぁ・・・。何者なんでしょうねぇ。その秘密を知った時、紫苑はどうするのか。二人の関係がどうなるのか。そして、沙布は今後、どう二人と関わっていく事になるんでしょうか。ってか、無事なのでしょうか。ぬわー。こうやって挙げていくと、色んな??がテンコモリですねぇ。
この巻を読みながら、思わず「これはフィクション。フィクション・・・」と呟いている自分がいました。なんというかねぇ。紫苑と自分がダブルんですけどね。この地球でも同じことが起こっているんではないかな、とか思っちゃったり。この物語の世界って、小さな地球のように思えてならない。無知な自分。この生活を当たり前のように送っている自分は、何も知らずNO.6でぬくぬくと生活している人々と同じような気がする。・・・そんなことを思い始めると、続きが読めなくなるのでそこはしばし凍結することに。
何にせよ、3巻では物語がぐぐっと動くことを願います。恐らくネズミは沙布のことを紫苑に隠してはおけず、紫苑は危険を顧みず助けに向かうんじゃないかなーとは思うんだけどなぁ・・・。どうでしょうね。
一緒に、作者に念を送ろうね。作者がんばれって。
ちゃんと完結まで読めますように……。
なむなむ・・・。
で、いいのかなぁ(笑)
がしがしと本読んでいますね。
豊島さんや瀬尾さんの近刊の感想も面白く
拝見。読んで見たい本です。
ボクももそもそと本と遊んでおります。
あさのさんの作品では「バッテリー」もいいけど「NO#6」は大好きな作品です。
同じように「何も知らずNO.6でぬくぬくと生活している人々と同じような気がする。」と思いつつ読んでいます。
ところで、ブルーハーツというロックバンドは聴きますか。
バンドが歌っている「リンダリンダ」を勝手に「NO#6」のネズミのテーマソングのようだと思っております。
スミマセヌ、コメントだらけになってしまった。
TBの件、こちらこそお手数をおかけしちゃったようで・・・。反映されるのに時間がかかってしまったんですね。すみません;;;何度も丁寧なコメント、ありがとうございます!
図書館の返却日の関係でガシガシと読まざるをえない状況に陥っております^^;;;感想、読んでいただいてるようで有難うございます!
あさの作品はこの「NO.6」が初読みなんですよ。これを読みきったら「バッテリー」に手を付けてみようと思っています。
ブルーハーツは知っていますが、曲は「リンダ、リンダ」しか知らないのです^^;ネズミのテーマソングですか!なるほど。これから、ネズミが登場する度に「リンダ、リンダぁ~♪」と頭の中で流れそうです。
ネズミ×紫苑にみえてならない…
腐女子だからでしょうか(笑)
それはおいといて、
この作品の感想、ぜひ語り合いたい
です!!
また来ます。
好きなんですが、なかなか話が進まない上に、続きが出なくってヤキモキしちゃいます^^;
私は今のところ、ネズミ×紫苑にはみえないようです(笑)
また、いらしてくださいね。