と、叫びたくなるようなラストでした。いや、実際に叫んじゃったけど(笑)まさか、そんなラストが待っているとは想像だにしなかったよ。びっくり。
高校生の時にした10年後の約束を守る為にNYから帰国した青年。しかし、現われたのは約束の相手ではなく、彼女の夫だと名乗る人物。父母を亡くし祖父や親戚たちと一緒に暮らす少年。彼の家は名家で、その家に少年の母親の幽霊が現われる。
青年と少年の二つの物語が4人の人物によって交互に綴られ、この二つがどこで繋がっていくのか、どんな真相が語られるのか、もうね目が離せないっていうか、続きが気になってしょうがなくって・・・。夢中になって読みました。
これねぇ、構成の勝利なんでしょうねぇ。最初は男性サイドから二つの物語が語られ、途中で女性サイドにバトンタッチ。情報が小出しにされて、その出し方がまさに絶妙というか・・・。なになに?え?お、おぉ!は?あぁんっ!?という感じでして。単純な私なんか、著者の掌の上で、ほれほれほれほれぇ~~~っといいように転がされてしまったような気がします(笑)
謎の方は、「ま、そんな気がしてたのよね」っていうか、「そうでしょう、そうでしょう」と予想範囲内だったんだよね。思えば、そこで気を抜いたのがいけなかった。思いもよらない展開に、唖然とさせられましたよ。茫然自失。・・・そして、涙。切なさに胸がぎゅぅぅーっと締め付けられました。
でも、ラストは「え?それって・・・」と希望を持たせる終わり方でして。くぅーーーっ、ハッキリ言えぇーーっ!どういうことなんじゃぁーっ!?と、著者に詰め寄りたくなりましたよ。
続編というか、そんな作品が出てるみたいなので、そこらへんも明かされるのかしら・・・。楽しみでもあり、不安でもあり。ドキドキ。なんか、読みたくないような気もする。でも、気になるから絶対に読むけどね(笑)
そう、最近続編出たんです。もう読んでるんです。でもすずなさんはまだなので、コメントは差し控えますね(笑)
映画などで経験済みのパターンでしたが、これまでの小路さんからは予測できなくて、まさに茫然自失でした。
この衝撃はなかなかでしたよねぇ・・・。
うわーっ。まみみさんってば煽ってません?(笑)
続編もこんな風にあっと驚く結末なんでしょうか・・・気になります。早く読まなくちゃ!
>藍色さん
あ、そうそう。映画でもありましたね、こんな結末のやつが^^;でも、まぁーーったく予想もしてなかったので、ガツンとやられちゃいましたね;;;
最近文庫が出たのでそれを機に読んでみました。
ホント、最後に何~!!と思わされました。
大体想像通りだと思ったらガツンとやられましたから^^;
そして最後の最後の思わせぶりな言葉。
気になっちゃってしょうがないです。いつ読めるか分かりませんが、続編も読もうと思います。
いえいえ~、TBありがとうございます!
…ただ、私の記憶力の弱さが;;;内容をほとんど覚えてなくって、最後ってどんなんだっけ!?と焦りまくっています^^;
これは要再読です。。。すみませんm(__)m