ネタバレしてます。遠慮なくネタバレしまくっています!!
いつもは、あまり気にしないんだけど、これは絶対にネタバレを先に読まない方がいいと思うので。未読の方は、読了後にご再訪くださいまし。お待ちしています。。。
あ、本文の感想はめっちゃ長いです。無駄に長いです。お時間のある時によろしく(笑)
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図書館シリーズ最終巻。
『ぎゃぁぁーーーーーーーーっ』
最初から(心の中で)大音量で叫びまくりでしたよ(笑)そのイキオイで最後まで突っ走った感じでした。
いやねぇ、だってねぇ。ねぇっ!!この巻のメインイベントだと思っていたカミツレ・デートが冒頭だよっ!これが叫ばずにいられようかっ!?のっけからニマニマニヤニヤうへへへへと、なりながら読んでしまうのはしょうがないっしょっ!そんでもって、堂上教官の言葉にいちいち反応する私はバカかっ!と、突っ込みつつ、郁ちゃんと一緒に腰砕け状態になってたりもしましたです。もうさ~何なの、この人っ!最初の巻からは想像出来ないくらい余裕かましてないかっ!?大人の余裕ってやつか!くっそーっ。でも、やっぱりいいオトコじゃないかっ!ヤラレっぱなしだよっ!・・・興奮ついでについつい毒づいてみたり。堂上教官に対する時は、無意識に郁ちゃんに同化して読んでる私です(笑)
そして、のっけからやってくれちゃったのはこの二人だけじゃなくってさ~。まさか、手塚&柴崎までがそうくるとはねぇ・・・。モロ不意打ち。この二人のことは、最後にサラリと触れられるだけかと思ってたんだよね。二人の性格からしても。だから、ちょっと意外でした。この二人で悶えさせられるとは思ってもみなかったんで、すっごいフェイントでがっつりキマシタよ。もう、ヤラレタって感じ。まぁ、ストーリー展開から必要だったてのもあったんだろうけどね。
そんでもって、一番、穏やかな気持ちで安心して読める小牧&毬江カップル(笑)今回の出番は無いのか?と、ちょっと心配になった頃、ちゃんとフォローがあってほっとした。最終巻だけあって、そこら辺に抜かりはありませんね、有川さん。プレゼントに指環ってあたりで記憶を刺激されましたねぇ。あ~あれだ、あれ。「有能な彼女」。ラストの夏木さんと冬原さんの会話だ!あ~そんなことを思い出したら、「海の底」を読み返したくなっちゃったよ(笑)
と、ラブラブカップルへのコメントは、”ひとまず”置いといて。。。
最終巻はそうきたかっ!?という展開でした。でも、あ~それを持ってきたかぁ、とすんなり納得できる事件ではありましたけどね。現実世界とびみょーに重なりあっているというか、ついつい頭を掠める出来事があったり・・・。色んな言葉が心に残りました。
「本を読まない人間にとって当麻先生の事件は他人事だ」(p139)
「今の世界でメディアの中心は活字じゃない」(p139)
ゴシップはあくまでゴシップと受け止めるべきであり、一国家がテロ対策でゴシップに翻弄されるなどという愚行は自重されたい。 (p308)
他にも沢山あった。すぐに思い出せない私のオツムの弱さが痛いけど;;;
”自分に関係ない”ことへの無関心の恐さ。活字好きとしては、認めたくないけど認めざるを得ない事実。そして、以前から思っていたことと根底の部分が重なるその言葉。
「暴力や凄惨な描写のあるTV番組や本を子供に見せるべきではない。そういうものが子供を殺人やイジメに掻き立てる、云々~」
子供が加害者になる事件が発生する度に、声高々に言われる。でも、違和感を憶えずにはいられなかったのですよ。フィクションはあくまでもフィクション。現実に目を向けてみてくださいよ、と言いたい。殺人が正当化され、酷い方法で血が流されていることがあるじゃないですか。戦争やテロ。TVで目にする機会も多いですよねぇ。これって、本当に、現実に、起こってることなんだよね。そっちの方を気にした方がいいんじゃないの?フィクションを規制しても、現実に起こっている凄惨な死を目の当たりにはするんだよねと、そんな意見を目にする度に、突っ込まずにはいられなかった。フィクションを規制する前に、まずは現実の方に目を向けるべきでは?そんな思いを抱いてしまいます。
重いメッセージながら、そこは有川さん。絶妙なタイミングで、笑いもシッカリ差し込まれています。一番の爆笑は、やはり当麻先生の変装でしょうねぇ。いやー、真面目路線で突っ走るのかと思っていたところでコレだったんで、余計に笑えたんだろうけどさぁ。まさかそんなエピソードをくっつけるとはね。恐れ入りました。それにしても、大阪のおばちゃんってそんなにスゴイのかっ!?
この最終巻は、私的に”堂上巻”なんだけど(笑)最後に頑張るのは、もちろん郁ちゃんで。大阪への逃避行には手に汗握りましたよー。電報には心で喝采を送り、ホテルでは(おもいっきり杞憂だったけど)どの人も良化隊員に見えちゃってハラハラしちゃうし。郁を信じながらも心配する柴崎や手塚の心情にうるうるし、小牧さんと堂上さんの関係にもうるうる。無事に関西図書隊員と合流できた時には、ほぉーーーぅと深いため息をついちゃいました。郁ちゃん、よく頑張ったっ!
最終巻だけあって、オールスター揃い踏みでしたね。玄田隊長に折口女史。そして、稲嶺顧問に、手塚兄も、ね。どの人物も、それぞれ魅力的でかっこ良かった!
そして、ラスト。
ぬわー。どうじょぉぉーーーっ。余裕かましてんじゃねぇっ。ぎぃ。・・・あたしが毒づいてどうする;;;とうとう、とうとうですよっ!はぁ~ここにたどり着くまでが長かったねぇ。じれったさに悶えまくらされましたもんねぇ。でも、ようやく納まるところに納まってくれてほっとした。
ってか、この巻はキスのオンパレード。どいつもこいつも、今までの鬱憤を晴らすかのように、キスキスキスキスキスっ。お前ら、自重しろっ!と、最初の頃は手塚に突っ込んでいたけれど、郁ちゃんの強引なキスに「うをぉぉっ!?」となったあたりから諦めモードでした(笑)
・・・えーと。なんか、あたしってば、めちゃめちゃガラ悪くないかい?言葉遣いがちょっと;;;いかん、いかん。あたしこそ、自重しなくっちゃね。
エピローグは、こういう風に終わるんじゃないかなぁ・・・と想像してた通りだったんでニヤリ。ただ、3年後じゃなくて10年~20年後を想像してたんだけどね。当然とはいえ、お互いが「篤さん」「郁」と呼び合う。もう、それだけで、うっぎゃぁーっと飽きずに悶える。そして、堂上教官の手料理ですとっ!?小牧さんじゃなく、堂上教官(どうしても、この人だけは”さん”付けできないのよね)の手料理ですとっ!?たーべーたーいぃーっ!!絶叫する私がおりましたとさ(笑)
・・・はふー。
読み終えて脱力。終わったなぁ・・・。
でも、意外とね、しんみりではなく、穏やかな気持ちで終わりを迎えられたような気がします。もちろん、ちょっと寂しさも感じてはいるけどね。
著者あとがきに引っかかる。
「ひとまずここで区切りをつけさせていただくことにしまして~」
”ひとまず”って何じゃ!?”ひとまず”って、どういうことよぉーーっ!期待させるようなことを書くなぁーっ。・・・まさか、あとがきでも悶えさせられるとは;;;
ま、すぐには無理でしょうけど、いつかこのシリーズの新エピソードが読める可能性というのが、全くの皆無ではないということですね。楽しみに待つことにしましょう。それまでは、彼らのその後をアレコレ想像しては楽しみたいと思います。
最後に。
この図書館シリーズ。読んでめちゃめちゃ楽しみました!!
うわ、これ打ってたら泣きそうになった;;;
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ここまで読んでくださった方。
読み終わったイキオイそのままに書いた文章。文脈もばらばらで無駄に長くなってしまったのに、最後まで読んでくださってありがとうございました。その忍耐力に感謝します(笑)
【図書館戦争シリーズ】
**図書館戦争
**図書館内乱
**図書館危機
**図書館革命<本書>
**別冊 図書館戦争Ⅰ
**別冊 図書館戦争Ⅱ
**ドッグ・ラン-図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 1
**プリティ・ドリンカー~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 2
**マイ・レイディ~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 3
**ジュエル・ボックス~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 4
**ウェイティング・ハピネス~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 5
【漫画版】
**図書館戦争 LOVE&WAR(1)(弓きいろ)
**図書館戦争 LOVE&WAR(2)(弓きいろ)
私は今夜、帰宅してから、感想を書きたいと思います。さすがに、仕事中は無理。笑
そして、書きながら、二回目、三回目の再読に入るんだ、きっと。
でもほんと、読めてよかった。楽しかったね。
イキオイに任せて書かないと、書けなさそうだったんで(笑)お陰で、めっちゃ長くなっちゃったけどさ^^;昨夜、ある程度書いてたんでUPできたようなもんです。さすがに、仕事中にこれ全部は無理です~。
革命の方は、すでに何度も読み返しています。今夜も読みそう・・・。
仕事中も思い出してにやにやにまにま緩みっぱなしですよ~。
あの堂上教官、すっかり余裕でさー。もー。嵐の中とか、ベッドの中で泣きながら読んでいましたです。
なんかもう、いろんなことがあったので、感想を書くのも大変そう。
あまねちゃんこそ(笑)お互い、テンションが高いみたいね。
書きたいことがテンコ盛りで、章毎に書こうかと思ったんだけどさ。それだと、どこまで長くなるかわかんなかったんでやめた。止めてこの長さってどうよ(笑)
あまねちゃんの「ホントに同じ本を読んだのか!?」って、自分のを削除したくなるような感想が楽しみでーす。←プレッシャー?
>たまねぎさん
本屋さんに日参してGETしました^^;;;
たまねぎさんの記事がUPされるのを楽しみにお待ちしてますね~。読了されたら、是非またご訪問ください。
もう読まれたんですね!
リアル書店には1冊だけあったんですけど、ネットで注文しちゃったばっかりに手元に届くまであと数日我慢しなくてはなりません。
失敗した~~(>_<)
読み終わったら、ゆっくり感想を読ませていただきますね♪
こと、この本に限っては無理ですよぉぉぉ。
きゃーとかぎゃーとか言っているだけになっちゃいそうだもの。
「塩の街」の時にネット注文して、目の前に平積みされている本を見ながらギリギリしたんで^^;本屋さんに日参しました(笑)
エビノートさんの再訪&レビューを心待ちにしています!
>あまねちゃん
え、そう?(笑)
大丈夫。あまねちゃんだもん。
・・・という期待を裏切らないレビューでしたねぇ。さすが。堪能させてもらいました。
エビノートさんの手元にも早く届くといいですね。エビノートさんのレビューを楽しみにしています。
ぶ。よっぱーだったのかっ!すっごい感嘆しながら読んだのにぃっ(爆)
手直し記事を読んでぶっ飛んで、有川日記にすっ飛んでいきました。もうスピンオフなんてすごいね~。
私も同じところで叫び、悶えちゃったので、すずなさんの感想を読んでまたまた読み返したくなってきました(何度読んだら気が済むんだってくらい読み返しそうな勢いです)
麻子と郁の行動が似てるのが妙に笑えてしまいました。
まず、実力行使なのね(笑)
同室で暮らす親友同士似てくるものなんでしょうかね~。
漫画化&アニメ化も楽しみですが、スピンオフ作品も楽しみで仕方がありませんね。
私もエビノートさんのレビューを読んで、おぉ、同士がっ!と大喜びしました(笑)何度も何度も読み返しちゃいますよね。私も何度、読み返したかわからないです^^;
実力行使、郁はわかりますが麻子もだとは・・・ねぇ(笑)
スピンオフがとっても楽しみですね♪
とうとう私も読みました、『図書館革命』!
そしてその興奮をそのままに、記事をUP!
すずなさんが、私と似たような前振りで、ちゃんと書いてらっしゃるのをここで見て、「穴があったら入りたい…どこかに逃げようかな~」と半べそです(笑)。
とんでもない文章ですので、お許しください・・・(^_^;)。
お待ちしておりましたっ!
期待以上に興奮しまくりの最終巻でしたね~。
・・・ちゃんと書いてないですよぉぅ^^;興奮状態の叫びまくりな記事です;;;でも、まともな文章なんか書けんわっ!と開き直っています(笑)
実力行使、キスのオンパレードに驚きながら、最後だから一気にスパーク!?って思っちゃいました(笑)。
心の叫びに共鳴していただいて、ありがとうございます!でも、叫びすぎですよね^^;
キスのオンパレードはなかなかでした。最後だから出血大サービスだったんでしょうか(笑)
期待通りでした(笑
こんな気持ちのよいラストは久々です。
どうしても「次」を期待してしまいます。
最初っからヤラレっぱなしでしたね~(笑)
私も、シリーズ物でこんなにすっきりしたラストは久々だったような気がします。
すでに雑誌でスピンアウトが発表されてますし、4月には単行本が発売されます~。楽しみですね~。
くーーーーーっ!ネタバレを気にして遠慮しまくってモヤモヤしっぱなしなのに。すごく気持ち良さそうですね。うちもネタバレにすれば良かった…。ラブでしたね。甘かったですね。チュウしましたね。ブチュっと。
TBが無理ならアドレスを下さい。また目立つようにします(笑)
うはははは。ネタバレしまくりですみませーん(笑)
チュウしちゃいましたね~♪
・・・ってか、しまくりでしたねぇ^^;
TBは無理だったので、こそっとURL欄に入れさせてもらいました(^^ゞ
最近ようやく読みました。
私もしょっぱなから奇声を発しておりました(〃∇〃)
いや~、萌えました。
萌えだけでなくユーモアあり、教訓ありな贅沢な作品でしたね。
表現の自由、無知・無関心の恐ろしさをまざまざと感じさせられました。
それでいて躍動感溢れるアクションに、
抜群のタイミングでのユーモア、
そしてラブコメに盛りだくさんでしたね。
シリーズ完結ということで淋しさを感じていたのですが、
番外編楽しみに、春を待とうと思います。
初めまして。コメント&TBありがとうございました!
ついつい叫んでしまいますよね~(笑)
色んな要素の詰まった作品なので、読みながら笑ったり叫んだり涙ぐんだり考えたり・・・と忙しかったです。
番外編発刊の4月が待ち遠しいですねーっ。
お待ちしておりました(^^)
うはー布団の上でもがき苦しむ?姿が目に浮かぶようです。・・・ってか、私も同じ姿だったような気が(笑)
堂上教官は最初の巻からは想像できないくらいの余裕なお姿でしたねぇ。ホントに”まったくっ!!”ですね~。
アニメ化とかコミック発売とかいろいろありますが、本編が終了してしまったのはやっぱりさみしいです。番外編で「その後」とか語られますかね?楽しみです!
そうですね~。みなさん、色んなところがツボだったようですし、私のように叫んでる方もいらっしゃるし(笑)いろんな方の感想を読むのも楽しいですね。
いろんな媒体で発表されてて楽しみですが、本編終了の寂しさは私も感じてます。番外編はものすっごく楽しみですけどね(^^ゞ