この本は森谷明子さんの「れんげ野原のまんなかで」を読んだときに「まったり読書日記」のエビノートさんにおススメいただきました。
章が進むごとに時代が近いものになっていく。・・・たぶん、ね。イマイチ自信無し(笑)
ということで、後半になるにつれどんどん読み易くなってきました。最初の章は、ちょっと読みにくかったんだよね。2章くらいまでは「ん~どうも合わないなぁ・・・」という感じで。ちょうど図書館の返却期限もあったから、ほたってしまおうか、なんてことも思っちゃったり。でも、せっかく読み始めたんだし・・・と思って続きを読み進めたら、どんどん読み易く、面白くなっていった。挫折せず、ちゃんと最後まで読んで良かったよ~!
”織姫伝説”なので、どれもこれも切なく、最後は哀しいお話が多い。でも、最初の章は・・・ちょっと恐かったなぁ。同性ながら、女の恐さというものをシミジミと感じちゃったよ。
その中で、唯一といっていいハッピーエンドの「朝顔斎王」。この章が一番、好きでした。二人のモドカシイ恋愛に、きぃーっ!ってなりそうになるくらい、ヤキモキドキドキハラハラ。それまでが、どれも哀しい結末だったので、今回もだろう・・・と、ちょっと諦めモードで読んでたんだよね。でも、このお話は出来れば・・・とも思ってたので、あのラストにはホッと胸をなでおろしました。ただ、主人公はハッピーエンドだったけど、あの斎王は・・・。彼女のことを思うと、ちょっと素直に喜べない部分もあるんだけどね。
どのお話も和歌と絡めてあって、ちょっと前に読んだ「安徳天皇漂海記」を連想しました。あのお話のように、物語と和歌が絶妙に絡めてあるな~という印象を受けました。
読んでくださってありがとうございます♪
「朝顔斎王」での不器用な恋にはヤキモキさせられましたね。
だからこそあのラストは嬉しかったですけれど。
織姫にいろんな名前があること、興味深かったです。
どんな経緯で七夕が現在の形になっていったのか、そんなことを想像してみたくなっちゃいました。
こちらこそ、ありがとうございます。
「朝顔斎王」は、ヤキモキさせられつつ、哀しいお話になるのか?と不安もあったので、あのラストは嬉しかったですよね。
私も織姫に7つの姫伝説があることを知らなかったので、興味深く読みました。次の”七夕”は今までと違った思いで迎える事になりそうです。
「朝顔斎王」が良かったですね。同じだ~♪
二人の「じれったい愛」にうめきつつ、応援。
さわやかなラストに、心温まる思いがしました。
源氏物語で一番好きな「朝顔の君」がモチーフだったのも嬉しかったです。
有川さんのとは、ちょっと趣の違う”じれったさ”でしたね~(笑)
ハッピーエンドで良かったです♪
源氏物語では「朝顔の君」がお好きなんですね。私は・・・う~んと悩みますが、「末摘花」とかけっこう好きです。
同じく「朝顔斎王」が一番好きですが、全体を通じて、恋に身を投じて滅びていく男女のあり様にぐっときました。
源氏物語では、六条御息所に親近感をもって仕方がないです。(^^;;
ハッピーエンドの「朝顔斎王」が良かったな~という作品でした。
六条御息所に親近感って・・・。それはなかなかですなぁ^^;;;