なんかね、ますます鳴家が可愛いんですけどぉ・・・。鳴家の発する言葉にね、いちいちきゃー♪きゃー♪騒ぎたくなるくらい(笑)「きゅんぎー」「きゃわわわわー」「ぎょぴーっ」「きゅわわっ」「きょんげーっ」「ぎゅんいーっ」。ちょっとあげただけでもこんなにあって、その言葉に姿を想像して当てはめると・・・。もう、メロメロですよーっ。たまらんわー。
・鬼と小鬼
火事に巻き込まれ、気がつくと賽の河原に立っていた若だんな。袂に入った鳴家も一緒に連れてきていたことに気付いて、なんとか帰してあげようとするが・・・。
うわーとうとうそんなことにっ!と、焦ったものの、この作品の最初の短編なんでね、なんとか現世に帰れるんじゃないのかなぁ・・・と、思い直して読み進めた。賽の河原で出会った子供たちと、ちょっと悲しいエピソードもあったものの無事に帰れてなにより。しかし、どんだけ不味い薬なんでしょうね。・・・と言っても、味見したいとは思わないけど(笑)しょうがないとはいえ、ちょっと若だんなに同情しちゃう。
それにしても、彼がどうなったか気になるなぁ。どっかで登場させてくれないかなぁ・・・。
・ちんぷんかん
表題作。でも、主人公は若だんなじゃなく、妖退治で有名な広徳寺の寛朝の弟子、秋英。寛朝から、自分に代わって相談者の話を聞くように言われた秋英。その相談とは・・・。
自信を持つのって、そんな簡単には出来ないよね。師匠が偉大なら、ますます難しい。でも、自信を持たなきゃいけない時ってやってくるし、どうしても自分の力でなんとかしなきゃいけない時もやってくる。突然に。強引に。そんな時、逃げ出したくなる気持ちをぐっと抑えて、出来ることを精一杯やれるように・・・。そんなことを、ちょっと考えたお話でした。
・男ぶり
若だんなの両親のなれそめ話。母親の若かりし頃の恋のお話。こういうお話が読めるってのも、短編のいいところだよなー。
・今昔
若だんなの兄、松之助の縁談話。若だんなが式神に襲われた。操る陰陽師は松之助の縁談先と絡んでいるらしい・・・。若だんなの周りにいる妖達が陰陽師退治に動き出す。縁談がどんな方向に進んでいくのやら・・・とはらはらしたよ。松之助には幸せになって欲しいもんね。
・はるがいくよ
松之助の縁談も決まって、寂しさを感じている若だんなの前に、突然、赤ちゃんが!「小紅」と名づけられた赤ちゃんは、桜の花びらの精でものすごいスピードで成長していく。桜の花と一緒に消えていく運命の小紅。なんとか生きていさせたくて奔走する若だんな。
ホロリとさせられたお話でした。どうにもならないものってある。イヤでも受け入れなきゃいけないことって、沢山あるよなーと改めて思い知らされたような気がします。このお話を読んで、知らないうちに若だんなも成長してたんだな、と思いました。嬉しくもあり、寂しくもあり・・・。なんだか、母親のような気持ちになっちゃいましたよ(笑)
「鬼と小鬼」で登場した彼は私も気になります。
どこかで、登場させてほしいですね♪
来月には『しゃばけ読本』も発売される様子。
こちらも楽しみです♪
鳴家がたくさん登場してくれると良いな。
のっけからの三途の川にはちょっとドキドキさせられました。
彼のその後も語られるのかな・・・と思っていたんですが、触れられなかったですね。とっても気になるんですけど^^;
「しゃばけ読本」ですか!どんなものが出来るんでしょうね。楽しみです♪
若だんなに変化・成長がありましたね。
鳴家の可愛いらしさがますますアップしていて先が楽しみです。
若だんなの成長を強く感じられた「はるがいくよ」。ある意味、最初のお話よりも衝撃が大きかったかもしれませんね。
巻を重ねる毎に、鳴家の可愛さがUPしてますよね♪
本当にその通りです!ついつい親のような気分になっちゃいました^^;
若旦那にもいつかよいお相手が見つかるといいですね♪