1作目に読んだのが「めっちゃいぃーーーーっ!!」だと、2作目を読む前にちょっとドキドキする。あれと同じくらい好きになれるかな?あれが良すぎて、比べてしまってハズレ;;;となったら嫌だなとか思っちゃって。でも、これも好きでした。寝る前にちょっと時間が空いたんで、最初だけ読もうかなーと思ってたのに、ついつい最後まで読んでしまいました。お陰でちょいと寝不足気味・・・。
ところで、桜庭さんって名前から想像して男性だと思ってたんだけど、もしかして女性なのかなぁ、と。・・・調べてみなきゃ。
中学2年生の少女が1年間で二人を殺した、っていう告白から始まる物語。
すみません!最初からネタバレしちゃいますが・・・;;;「えぇーっ!?ホントに殺したのかっ!」ってのが正直な感想でして。養父を本当に殺しちゃった時はびっくりしましたよ。まぁ半分くらいは事故というかね、ハズミみたいな感じだったんだけども。殺したくなる気持ちも分かるんだけど。なんというかね、たしかに殺したくなるくらい酷い父親なんだけど、主人公の葵が心から殺意を覚えているようには思えなかったんで。まさか本当に殺しちゃうとは思わず、読んでて本当に驚いたのです。あれ?死んじゃったよ、ホントに・・・という感じで、あっけなく殺人が終わったという印象でした。
そして、二人目の殺人。これはねぇ、読みながら、もうこれは絶対に失敗するな、というか殺人は無いな、と思ったんだけども。うーむ。そうきたか、という感じでして。はら~殺っちゃったよ・・・と、そんな風な印象でした。
どっちの殺人も、二人の少女にしてみればね、ものすっごい大変な闘いというか葛藤とかの結果なんだけども。殺人につきものの、ドロドロとしたようなものを感じさせないというかね。血生臭さがないの。そういう意味では、リアリティがいまいち無いってことになるんだろうけど、それとも、ちょっと違うような気もする・・・そんなお話でした。
ラストがね、とっても意外な終わり方で。まさに、「えぇーっ!そうくるかっ!?」でしたねぇ、私的に。・・・実は、ちょっと残念;;;でも、タイトルから考えると、そうなるのも自然なのかな、と思えないこともないけどね。
うーーん。この作品の感想は難しい。いつも以上に、上手く書けないなぁ・・・凹。
確かにドロドロとした、血生臭さのようなものは希薄でしたね。あえてそれは外して、気持ちの描写を克明にしていたのかもです。
ラストはあっけなくて、ちょっと残念でした。
名前だけじゃ、男性か女性か分かりづらいですよね。
たまに本屋さんなどで、男性作家のコーナーにホントは女性作家の本が並んでいるのを見ると、間違ってますよ~と教えてあげたくなっちゃいます(笑)
心理描写が丁寧で、ついつい彼女たちに寄り添って読んでしまいますよね。
女性なんですね!ありがとうございます。有川さんは本を読んでも男性だと思ってて、あとがきよんでビックリしました(笑)
ラストは本当にあっけなかったですよねぇ^^;
エビノートさんも男性だと思ってたんですね。お仲間ですね~(笑)
私の地元の本屋さんでは、今でも「北村薫さん」が女性作家の棚に並んでいたりします。企業努力が足りない!と、見るたびにご立腹な私(-_-;)
http://www.webdokusho.com/rensai/sakka/michi54.html
美人さんです(笑)
↑しんちゃんのURLではじめて顔見ました。この方が空手の段位者とは思えないですね~。あちきも最初は男だと思っていましたが。
TBをおそらく頂いたと思うのですが、うまく飛んでいないようなのです。お手数ですがもう一度送っていただけますか?
TBのURL↓
http://app.blog.livedoor.jp/bestbooks/tb.cgi/50652967
よろしくお願いします♪
おぉっ!ありがとうございますっ!!
早速、拝んできました(笑)ホント美人さんですねー。
TBのURLまで貼り付けて頂いて!ありがとうございます。無事に送れました♪お手数をお掛けしてすみません。イキオイで他のも送ってみたんですが、それは無理だったよう^^;また、いつか・・・。
やぎっちょさんも男性だと思ってたんですねー。お仲間が多くて嬉しい(違)
桜庭さん、空手段位者とは思えない!
桜庭作品への熱冷めやらず、『少女には向かない職業』、読みました。
期待とはちょっと違ったのですが、少女たちの息苦しい切迫感が、非常にリアルでしたね。
あ、私も桜庭さんて男性だと思ってました。
『ダ・ヴィンチ』の特集を見て「え?女の人?!」と・・・。先入観はいけませんな(笑)。
赤朽葉~や七竈~とは違った感じでしたね。期待とはちょっと違ったっていうのは、分かります~。
水無月・Rさんも男性だと思ってたんですね。お仲間です♪やっぱ、先入観はいけませんね~(笑)
他の作品も読んでみたいです。
ラスト、私はあれでずいぶん救われてホッとしたんですよね。。
桜庭さん初読み作品がこれって、なかなか衝撃が大きかったのでは・・・^^;
でも、気に入られたみたいで良かったです。
ラストはイキナリあの展開になったので、「そうくるかっ!?」という気持ちがあったんですよね。でも、言われてみれば、あのラストで少女たちは救われたのかも・・・とも思えますね、。そうじゃなかったら、あまりにも救いがなさ過ぎですもんね・・・。
葵のような子ども達は少なくないから、胸が痛かったです。
だからこそ余計に、ラストはそこにたどりついてよかったとほっとしました。
こんな子供達が現実にもいるっていうのがね。それを思うと胸が痛い。痛いって言うのは簡単だけどね・・・ね。
これを読んだ時は、あんなに闘ったのに・・・という思いが先にたっちゃったんだけど、よく考えるとあのラストだからこそ、彼女達も救われるのかなと思えるようになった。