2007年04月23日

株価暴落(池井戸潤)

専門用語とか、分かり難い言葉もあったけれどわりとスンナリ読めたかなぁ。「空飛ぶタイヤ」のイメージで読んだけど、今回は銀行を舞台にしてるだけあって涙、涙・・・というものではなかったのが、おや?という感じではあったけどね。でも、面白かった。

大手スーパーのチェーン店が連続爆破の標的にされ、脅迫状が送りつけられた。その取引先である銀行を中心に、スーパー、そのスーパー出店でかつて対立した商店街、刑事と、色んな人間模様が描かれる。爆破犯は?スーパーの未来は?銀行は融資を行うべきか?見送るべきか?主導権を握るのは?

犯人は、まぁ~そうだろうなぁ、という感じだったんだけども。昔の放火犯は一体?という気分でして。はっきり言わなかったけれど、え?あの人なのかしら?とは思いつつ。すっかり忘れ去れているようなのが気になった。たしかに、本筋には関係ないんだけどさ。
で。最後に、うっわーそうくるかっ!?という気分でして。タイトルで「株価」って言ってんだから、気付けよ、自分;;;なんだけどねぇ。はぁ、そこが関わってくるとはね、な気分でした。

株価暴落
ラベル:読書 著者(あ)
posted by すずな at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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