2007年01月30日

ルート246 華麗なる詐欺師・倉田梨り子(藤村いずみ)

実は勘違いで手にした本なんだけど(笑)以前、友人が紹介していた本とタイトルがちょっと似てて・・・。「これだ!」と思い込んでしまって手にしたものの、読む前に違う本だということに気付いたのでした。でもまぁ、これも縁なので読み始める。・・・面白い。うわー面白いじゃないですかっ!これは嬉しい誤算。

伝説の詐欺師を父に持つ梨り子。上司や恋人に裏切られたことがキッカケで、父と同じ世界に足を踏み入れることに。

手の込んだ「詐欺」。桁違いの額が飛び交う。まんまと人を騙す手口に胸がすっとする。面白いけど、騙すことには変わりないんだよね;;;心で喝采を送りながら、ちょっと良心が痛む・・・お話だからいっか(笑)
でも。こういう詐欺に引っかかった人って現実にもいる訳で。それを思うと素直に喜んでいいものか・・・ちょっと思い悩んじゃうってのもホント。

仕返ししたい相手に代わって仕返しをしてあげる「仕返し屋」。私にはそこまでの相手はいないけれど、もし居たとしたら・・・。うーん。あそこまでやられちゃうとさ~スッキリするよりも、逆にやったことの結果を見てすんごい重荷になりそうな気がするなぁ。。。

これ、続編も出来そうな感じなんで期待しておりますです。

ルート246―華麗なる詐欺師・倉田梨り子
ラベル:著者(は) 読書
posted by すずな at 09:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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