2007年01月21日

中庭の出来事(恩田陸)

なんとも表現し難い小説。面白くなかった、ということはなく。でも、面白かった、とも言えない。まさに、びみょー。この気持ちを表現できる文章力を私は持たない・・・。

私ってバカ?理解力不足?・・・そんなことを否応なく実感させられる。これは芝居なのか現実なのか?それとも劇中劇?はたまた、劇中劇の劇中劇なのか?とか。現実と芝居の境がだんだんと曖昧になってきて、最後には境が無くなったしまったような。・・・そういう理解でいいのかしら;;;だいたいね、私が本を読む時ってイキオイで読むからねぇ。流れでがぁーーーっと読み進むってタイプなので。いちいち「これは?」とか「この人物は?」とか深ぁーーく考えない。そんな訳で、頭を使う小説は苦手です。状況を理解出来無くって、頭の中が???の嵐。作者の意図というか、そんなものが理解できません。読み終わった今でも。でも、「つまらなかった」とは思わないし。ってことは、「面白かった」ってことなんだろうねぇ・・・。うーん。自分でも意味不明(笑)

まぁ、なんというか・・・ね。みんな、普段から「自分」を演じて生きている。誰だって、その人を演じているんだ、ということなのかなと。そんなことを思った。

恩田さん。次は私の大好きな「光の帝国」みたいな小説を書いてね。続編でもいいから(笑)

中庭の出来事
posted by すずな at 07:40| Comment(2) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。トラバ返し、ありがとうございます。
ごあいさつが遅くなりました(汗)。
トラバ後におうかがいしたら表示されていなかったので、拒絶されたと思い込んでました。少し時間を置いて、うかがえばよかったですね。ごめんなさい。
この作品、森の中に迷い込んだような、幻惑させるミステリ劇でしたね。ゆっくり読んでも境界がわからなくなって大混乱でした。勢いで読まれて、でもつまらなくなかった、ということで、理解できなくても楽しめたのは、私も同じでした。
また合う記事がありましたら、トラバ、コメントなど、させていただけるとうれしいです。そちらからも、お気軽にどうぞ。
突然で、失礼しました。
Posted by 藍色 at 2007年02月03日 23:55
藍色さん、初めまして。TB&コメントありがとうございました!こちらこそご挨拶が遅れてしまって;;;うちもトラバは(スパム対策で)承認制なんです。ご不快な思いをさせてしまって申し訳ありませんm(__)m

わけわからーん;;;と思いつつ、面白かったんですよねぇ(笑)不思議な小説でした。

TB&コメントはいつでも大歓迎ですので、こちらこそ宜しくお願いしますm(__)m
Posted by すずな@主 at 2007年02月04日 07:27
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中庭の出来事 恩田陸
Excerpt: 装画は梅木英治。装幀は新潮社装幀室。 新潮ケ-タイ文庫2003年5月9日から2004年2月26日配信。 瀟洒なホテルの中庭。こぢんまりとしたパーティの席上で、気鋭の脚本家が不可解な死を遂げた。周りに..
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Tracked: 2007-02-01 14:15