2006年09月30日

図書館内乱(有川浩)

先日絶賛した「図書館戦争」の第2巻。

がぁーーーーっ!そこで終わるかぁーーーーっ!次はいつじゃぁーーーーっ!!今年中にはなんとかせいよぉーーーーっ!!
・・・ぜいぜい;;;と、まぁ~当然の叫びですな(笑)

期待を裏切らない面白さ♪良かったー!当たり前のように一気読み。エンターテイメントとしてはもちろんのこと、びみょーにリアルな社会派小説としてもOKだと、私は思う。ま、お堅いのがお好みな方にはヒンシュク買うかも?だけどさ。こういうのってとっても好き。大好き。分かり易いしー(笑)

私的には小牧株急上昇!・・・ぶっちゃけると、元々好きなのー。こういう人。やっぱり好きだわー♪と思っちゃったり(笑) でも、実際こういう人が近くにいると、性格上、どうしてもガチガチに張り合っちゃって、でも、いかんせん単純な私には対等にすら渡り合える訳が無く・・・ど~~~っぷり疲れるからダメ;;;

そんな訳で。小牧株急上昇だけど、ほっこり♪出来そうな堂上教官でしょう、一押しは。やっぱり。郁ちゃんとの掛け合いが、小牧さんとの掛け合いが、もぉもぉもぉもぉーたまらーんっっ!!

そして、やってしまった。読書しながらの大爆笑。それも姪っ子達の目の前で;;;あ、やべ;;;と思った時は時すでに遅し。。。胡散臭そうな目で見られました3歳児に。だってさー!あれは我慢できないよ。「とりか、貴様は!」のところ。(読んでない人にはわからなくってすんませーん)私のツボにがっつりはまりました。心臓鷲掴み。

そういや、お父さんは気付いてるな、きっと。と、思いますがどうでしょう。
次は作中本をGETしなければ。こういう企画自体が好きなんだよなー♪

そして、愚痴。
とっても面白く楽しく読めたんだけどもね。冷静になってしまった瞬間が2箇所。あー;;;そうくるかよ、頼むよぉ、という気分。その話題には反応せずにはいられないんだよ、どうしても;;;
「手話」。TVや本の中で聴覚障害者や手話を扱っていると、どーしても、一瞬だけだとしても、気持ちが現実に引き戻されてしまう。そして、頭の中でその手話を思い浮かべてしまう。そこで違和感を感じなければいいんだけど、え?それはどうよ?それじゃなくてこの表現の方が・・・とか思ってしまったらオシマイ・・・。正解がないといえば無いことで、どうしても自分の感覚が基準になってしまうものだからこそなんだけどね・・・。なので、どぉーーっぷり図書館ワールドに浸りきって読んでいたのを、無理矢理に現実に連れ戻されちゃったようで、その部分では面白さ減退でした;;;

(2006.9.)

【図書館戦争シリーズ】
**図書館戦争
**図書館内乱<本書>
**図書館危機
**図書館革命
**別冊 図書館戦争Ⅰ
**別冊 図書館戦争Ⅱ
**ドッグ・ラン-図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 1
**プリティ・ドリンカー~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 2
**マイ・レイディ~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 3
**ジュエル・ボックス~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 4
**ウェイティング・ハピネス~図書館戦争 DVD SPECIAL STORIES 5


【漫画版】
**図書館戦争 LOVE&WAR(1)(弓きいろ)
**図書館戦争 LOVE&WAR(2)(弓きいろ)


図書館内乱
posted by すずな at 11:36| Comment(10) | TrackBack(8) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すずなさん、こんにちは。
まさに、そこで終わるかぁー!でした。さっそく「危機」に取りかかってます。
おぉ、社会派小説。うなずけます。
小牧株急上昇ですよね~。萌えました(笑)。毬江ちゃんがいても、くじけるもんか(妄想爆走、恥)。
笑いのツボは“とり”だったのですね。なんだかだんだん人から離れてくような(笑)。
Posted by 藍色 at 2007年04月18日 15:04
藍色さん、こんにちは。
まとめて読むと「つづきっ!」っていうストレスを感じなくていいですね。でも、「危機」まで読んだら「続編は~や~くぅ~っ!」のお仲間ですねー(笑)
おぉ!小牧さんお気に入りですか。毬絵ちゃんをケチラス覚悟で頑張ってくださーい(笑)

これって、別場所で数人の友人向けに書いた文章なんですよねぇ;;;だから、万人向けじゃなくってかなり読み難いですね。そのうち書き直そう・・・とは思ってるんですけどね^^;
Posted by すずな@主 at 2007年04月19日 08:27
すずなさん、またお邪魔いたします(^^)。
もう、タマランですね。この、とんでもなく、萌え萌えな世界が!
ええ、事件だなんだてんこ盛りで、とにかくすごいんです。そう、社会派ですよ。

あ、私もやりました。子供たち(幼稚園児&小学生)の前で、大受け笑い。そして「コノハハダイジョウブカ?」という目で見られました。でも、負けずに読み倒しましたよ!
Posted by 水無月・R at 2007年06月30日 00:50
>水無月・Rさん
そうですね!なんだか癖になりますよね~。この萌え萌え。
お子様たちの前での大笑い、やっちゃいましたか~(笑)私も一度やっちゃうと開き直っちゃって、後は冷たい視線もなんのそのうはうは笑いながら読んじゃいました。
Posted by すずな@主 at 2007年06月30日 10:48
すずなさん、こんにちは♪
 
 一気読みしちゃいますよねー。
 1作目よりもさらにおもしろさUPというか、
 有川さんも筆がのってるなー、って感じで^^

 小牧さん、私もけっこう好きですよ。
 理詰めな人、実際にもわりと好きなんですよ。
 ちゃんとした客観的な視点があれば、納得できますもん。
 自分の理論にねじ曲げる人は大苦手ですけどね^^;;
Posted by miyukichi at 2007年08月04日 15:05
>miyukichiさん
有川作品は、どれも一気読みしちゃいますねー。
小牧さん、お好きですか♪この巻の小牧さんにはホレボレしちゃいますよねー。
私は実際だと、ちょっと気疲れしちゃいそうでちょっと遠慮したいんですけどね^^;
Posted by すずな@主 at 2007年08月05日 06:41
小牧の正論好きは彼女のためだったのね~と、愛を感じました。
良いですね~小牧。
この第2弾で、小牧以外にも柴崎&手塚と株が上がりました♪
脇役キャラも立ってきてますます面白くなりましたよね。
そこで終わるか~ってのは、私も全く同じでした(^_^)
Posted by エビノート at 2007年08月24日 21:17
>エビノートさん
堂上さーん♪だったんですが、この巻では小牧さんにグラグラしちゃいました(笑)
他の登場人物達も魅力的で、面白さがどんどん増えていきますね~。
この巻のラストはあんまりですよねーっ(笑)
Posted by すずな@主 at 2007年08月25日 10:19
1作が堂上なら、2作は小牧…

うまいですねぇ。
柴崎のような女性には、、、コロッ、かな!?
Posted by juzji at 2007年09月01日 21:50
>juzjiさん
3作目は・・・ふふふふふ(謎笑)誰が活躍するのか、お楽しみに~。
柴崎のような女性がお好みですかー。じゃぁ、3巻ではますます・・・☆
Posted by すずな@主 at 2007年09月02日 08:42
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