短編集。
様々な媒体に掲載された15編が収録されている。
15編の中で「黒い手帳」は既読でした。
淡々と綴られる文章を追いかけていけば、最後に思いがけない展開が待っていて驚かされる。そんな短編が多かったかな。ホロリとさせられたものもあったけど、どちらかというと、重く、背筋がゾクッとなるようなものが多くて、新年1冊目として読むにはちょっと暗かったかなぁと思ったりもしました。そのせいもあるのか、なかなか読み進められなくて、読み終わるのに時間がかかってしまいました。
でも、北村さんらしく楽しませてもらいました。
(2018.01 読了)