いやいや、なんとも豪華な顔ぶれ。この顔ぶれを見ただけで、面白くないはずがない!と自信をもって言える短編集。なので、読む前からワクワクしながら読みましたが、その期待を裏切らない面白さでした。これだけの作家さんたちですからね、まぁバラエティにも富んでいて、本当に飽きない。飽きさせない。次はどんなお話かな・・・と思いながら読めて、あっという間に読了しました。
個人的には、久しぶりに光原さんと松尾さんのお話が読めたのが嬉しかった。あと、全ての作品に共通するものが隠されているんですが、それはね、まぁ、数話読めば分かるかなと思います。
・理由(柴田よしき)
・自宅警備員の憂鬱(永嶋恵美)
・誰にも言えない(松尾由美)
・撫桜亭奇譚(福田和代)
・骨になるまで(新津きよみ)
・アリババと四十の死体 まだ折れていない剣(光原百合)
・バースディブーケをあなたに(大崎梢)
・甘い生活(近藤史恵)
・水彩画(松村比呂美)
・少年少女秘密基地(加納朋子)
・心残り(篠田真由美)
(2017.03 読了)
ラベル:著者(アンソロジー) 読書