シリーズ3作目。
都内の安アパート「れんげ荘」で暮らすキョウコ。1か月10万円のひとり暮らし。読書したり、美術館に行ったり、アパートの住民たちとゆる~くお付き合いしたりな日々。
この物語を読むと、なんとなくホッとする。キリキリしながら働いて、時には胃が痛くなることもあるし、上司や同僚にムカつくときもある。そんな私への清涼剤みたいな感じかなぁ。いつか、私もこういう生活をしてみたいなぁとキョウコさんの暮らしに憧れるけれど、まだそんな勇気はないのが現実だし。
早々にリタイヤしたキョウコさんは、日々の暮らしに満足してるハズなのに、時に襲われる不安。私は働いているけれど、その不安はすごく分かるなぁと思いながら読みました。いつ何が起こるか分からない。大病を患うかもしれない。仕事を失うかもしれない。そんな時、私はなんとか一人でやっていけるだろうか。普段は見ないふりをしている不安が押し寄せてきたりもしました。
最後は、まさかの事態発生で終わってしまって、読み終わって固まってしまった。えー!ここで終わるーっ!?と著者に詰め寄りたい気分(笑)ま、続編を待つ楽しみが出来たのは嬉しいけどね。
(2017.04 読了)
2017年05月07日
失踪者(下村敦史)
山岳カメラマンの真山はペルーのシウラ・グランデ峰を単身登り、10年前クレバスに置き去りにしたままの親友だった樋口を迎えに行くが、樋口の遺体を見た瞬間に凍り付く。樋口は明らかに老けていたのだ。なぜ?どうして?真山は真実を求めて…
実はこの本、図書館の返却期限に間に合わず途中で挫折して一度、返却したんですよね。でも、どうしても続きが気になって再予約してようやく読了出来ました。
山のことは全く分からないので、なんとなーく雰囲気で読むしかないんですけど。なので、想像力を最大限に働かせて読みましたよ~。
真山と樋口の過去を振り返りながら、だんだんとその時に近づいていく。二人の関係、絆。そして、遭難の状況。樋口らしき人物の目撃情報などなど。最後は、そんなハズはないと思いながら、ちょっと期待してしまった。冷静に考えれば、それはないよなぁとは思うけど。でも、意外な人物の行動には驚かされました。山男の絆の深さを感じた1冊でした。
うん、面白かった。初読み作家さんだったけど、他の作品も読みたくなりました。
(2017.04 読了)
実はこの本、図書館の返却期限に間に合わず途中で挫折して一度、返却したんですよね。でも、どうしても続きが気になって再予約してようやく読了出来ました。
山のことは全く分からないので、なんとなーく雰囲気で読むしかないんですけど。なので、想像力を最大限に働かせて読みましたよ~。
真山と樋口の過去を振り返りながら、だんだんとその時に近づいていく。二人の関係、絆。そして、遭難の状況。樋口らしき人物の目撃情報などなど。最後は、そんなハズはないと思いながら、ちょっと期待してしまった。冷静に考えれば、それはないよなぁとは思うけど。でも、意外な人物の行動には驚かされました。山男の絆の深さを感じた1冊でした。
うん、面白かった。初読み作家さんだったけど、他の作品も読みたくなりました。
(2017.04 読了)
◆2017年3月の読書
はぁ、やっと3月分が終わった・・・。あと、4月分!がんばる~。
1.三鬼 三島屋変調百物語四之続(宮部みゆき)★★★★★
2.ぐるぐるの図書館(アンソロジー)★★★
3.ひかり生まれるところ(まはら三桃)★★★★
4.無貌の神(恒川光太郎)★★★★
5.魔導の福音(佐藤さくら)★★★★
6.暗幕のゲルニカ(原田マハ)★★★★
7.恋のゴンドラ(東野圭吾)★★
8.おばちゃまは飛び入りスパイ(ドロシー・ギルマン)★★★★
9.i(西加奈子)★★★
10.剣と紅(高殿円)★★★★★
11.アンソロジー「隠す」<アミの会(仮)>★★★★
2017年3月の読書は11冊。5つ★は2冊。
2017年合計36冊。月平均12冊。
なんだかんだ言いつつ、とりあえず2桁は読めて良かったなぁというところ。これが今年後半まで続けられればいいんだけど・・・。どうかな。
そして、小説以外ではこちら。
◆ちはやふる(34巻)
もうね、涙腺崩壊ですよ。千早がんばれ。太一も新もがんばれ。・・・ということで、そろそろ完結に向かって物語が進むのかなと思った巻でもありました。あ~次巻が待ち遠しいよー。
え~読書以外では何かあったかな。あ、映画「しゃぼん玉」を観ました!
乃南アサさん原作で、原作がとっても良かったので観ようかどうか迷ってたんですが、予告編を観て「これは観なければ!」と思ったので。宮崎県の椎葉村が舞台なんですが、椎葉には友人が数年間住んでいたことがあって、その時に訪れたことがあったんですよね。2日間という短い滞在でしたけど、あ、あそこだ!という風景が何か所も流れて、なんだか懐かしく、そして嬉しく感じました。お話もとっても良くって思わず泣いちゃいました。
(2017.05.06)
1.三鬼 三島屋変調百物語四之続(宮部みゆき)★★★★★
2.ぐるぐるの図書館(アンソロジー)★★★
3.ひかり生まれるところ(まはら三桃)★★★★
4.無貌の神(恒川光太郎)★★★★
5.魔導の福音(佐藤さくら)★★★★
6.暗幕のゲルニカ(原田マハ)★★★★
7.恋のゴンドラ(東野圭吾)★★
8.おばちゃまは飛び入りスパイ(ドロシー・ギルマン)★★★★
9.i(西加奈子)★★★
10.剣と紅(高殿円)★★★★★
11.アンソロジー「隠す」<アミの会(仮)>★★★★
2017年3月の読書は11冊。5つ★は2冊。
2017年合計36冊。月平均12冊。
なんだかんだ言いつつ、とりあえず2桁は読めて良かったなぁというところ。これが今年後半まで続けられればいいんだけど・・・。どうかな。
そして、小説以外ではこちら。
◆ちはやふる(34巻)
もうね、涙腺崩壊ですよ。千早がんばれ。太一も新もがんばれ。・・・ということで、そろそろ完結に向かって物語が進むのかなと思った巻でもありました。あ~次巻が待ち遠しいよー。
え~読書以外では何かあったかな。あ、映画「しゃぼん玉」を観ました!
乃南アサさん原作で、原作がとっても良かったので観ようかどうか迷ってたんですが、予告編を観て「これは観なければ!」と思ったので。宮崎県の椎葉村が舞台なんですが、椎葉には友人が数年間住んでいたことがあって、その時に訪れたことがあったんですよね。2日間という短い滞在でしたけど、あ、あそこだ!という風景が何か所も流れて、なんだか懐かしく、そして嬉しく感じました。お話もとっても良くって思わず泣いちゃいました。
(2017.05.06)
ラベル:読書記録