シリーズ3作目。
商店街の脇道にある、様々な人たちが集まって手作り料理を食べる共同台所「すみっこごはん」今日も心に何かを抱えた人たちがやってくる。今回、すみっこごはんにやってくるのは、恋愛に無関心なOL、片想いに悩む高校生、シングルファーザーと結婚したキャリアウーマン。
前作で「すみっこごはん」が出来た理由が明かされたりもしたので、まさか続編が出るとは思わなかったです。なので、新刊を見つけた時は嬉しくって即買いしちゃいました。
・念のための酢豚
恋愛に無関心なOL友菜。街で見かけた幸せそうな女の人を見かけて思わず後を付いていってしまったら「すみこごはん」だった。
奈央さんが嬉しい。でも、料理の腕は相変わらずで、なかなか上達しないのねぇ(笑)がんばれ!そして、その後の友菜と彼がどうなったのか、すんごい気になるんですけど。
・マイ・ファースト鱚
片想いに悩む高校生。
まさかの展開にビックリ。毅の片想いに切なくなった。でも、純也も楓もちゃんと想いを受け止めてくれて本当に良かったなぁと思った。いつか、毅にも素敵な出会いがありますように。それにしても、天ぷらが食べたくなって困ったよー(笑)
・明日のためのおにぎり
「すみっこごはん」常連で設立者の柿本さんが楓とお母さんに出会ったときのお話。
このお話が読めて嬉しかった!楓ちゃんが可愛いくって読みながら顔がニマニマしちゃいました。そして、最後は涙ですよ。おにぎりパワーだよね。私も柿ちゃんの握ったおにぎりが食べたい。そしたら、なんか前に進む勇気が貰えそう。
・親子丼に愛を込めて
女子高生を娘に持つシングルファーザーと結婚したキャリアウーマン。
女子高校生なんて、ただでさえ難しい年頃なのに、またこれがなかなかの強敵で。仕事の出来るキャリアウーマンでも、これは大変だろうと思うのに、頑張ろうとする繭子は凄いなぁと素直に尊敬しちゃう。それだけで、愛情豊かな素敵な人なんだなと思う。だから、なんとか蓮花ちゃんにも認めて欲しいよ、と読みながら願わずにはいられなかった。なので、最後は、気持ちが通じてホント良かったと胸をなでおろしたのでした。
(2017.05.01 読了)
2017年05月09日
2017年05月07日
◆2017年4月の読書
4月分も終わった!どの記事も簡単短文だったけど。でも終わった~(喜)
1.失踪者(下村敦史)★★★★
2.ネコと昼寝 れんげ荘物語(群ようこ)★★★★
3.ツバキ文具店(小川糸)★★★★★
4.ついに、来た?(群ようこ)★★★
5.源氏姉妹(しすたあず)(酒井順子)★★★
6.失われた地図(恩田陸)★★★★
7.銀の猫(朝井まかて)★★★★
8.居酒屋ぼったくり7(秋川滝美)★★★
9.ばけもの好む中将伍 冬の牡丹灯籠(瀬川貴次)★★★
2017年4月の読書は9冊。5つ★は1冊。
2017年合計45冊。月平均11冊。
月平均冊数が1冊ずつ減ってるんだけど。まぁ、まだ2桁維持なので良し。実は4月はそんなに読めなかった;;;と思ってたので、ちょっと驚いたのでした。
そして、小説以外では漫画を一気読みしちゃいました。
◆3月のライオン(1~12巻)
実は映画の前編を観まして。途中までは会社の同僚に借りて読んでたんですが、最新刊までは読んでなかったんですよね。映画を観たら、どうしても読みたくなっちゃって大人買いしてしまったのでした。これ、ハマルねぇ・・・。続きが読みたくってしょうがないです。将棋のことは全く分からないんですけどね。なので、ちょっと将棋に興味津々。やってみたくなってしまいました。
・・・と、単純な私です(^^;
(2017.05.07)
1.失踪者(下村敦史)★★★★
2.ネコと昼寝 れんげ荘物語(群ようこ)★★★★
3.ツバキ文具店(小川糸)★★★★★
4.ついに、来た?(群ようこ)★★★
5.源氏姉妹(しすたあず)(酒井順子)★★★
6.失われた地図(恩田陸)★★★★
7.銀の猫(朝井まかて)★★★★
8.居酒屋ぼったくり7(秋川滝美)★★★
9.ばけもの好む中将伍 冬の牡丹灯籠(瀬川貴次)★★★
2017年4月の読書は9冊。5つ★は1冊。
2017年合計45冊。月平均11冊。
月平均冊数が1冊ずつ減ってるんだけど。まぁ、まだ2桁維持なので良し。実は4月はそんなに読めなかった;;;と思ってたので、ちょっと驚いたのでした。
そして、小説以外では漫画を一気読みしちゃいました。
◆3月のライオン(1~12巻)
実は映画の前編を観まして。途中までは会社の同僚に借りて読んでたんですが、最新刊までは読んでなかったんですよね。映画を観たら、どうしても読みたくなっちゃって大人買いしてしまったのでした。これ、ハマルねぇ・・・。続きが読みたくってしょうがないです。将棋のことは全く分からないんですけどね。なので、ちょっと将棋に興味津々。やってみたくなってしまいました。
・・・と、単純な私です(^^;
(2017.05.07)
ラベル:読書記録
ばけもの好む中将 伍 冬の牡丹灯籠(瀬川貴次)
シリーズ5作目。
全巻で人が殺されるところを見てしまった中将が、大好きな化け物探訪もぱったり止めてしまった。心配した妹の初草の君に頼まれて宗孝は怪異スポットを探し中将を連れ出すが・・・。
だんだん面白さが増してきて、今作も楽しく読めました。まぁ、中将と父である右大臣との確執や何やかんやは楽しいものではないけれど。でも、二人の確執に今回はちょっと迫った感じで、今後はもっとつまびらかにされるんだろうと思うと楽しみです。
宗孝のトホホぶりも健在で嬉しい(笑)個人的には、初草と君とお似合いだと思うんだけどなぁ。初草は東宮の妃に決まってるので、難しいかなぁ。その東宮はといえば、宗孝の姉にご執心で、文では飽き足らず行動にまで移してしまって。どうなることかと思ったら、脱力な結果に終わって苦笑いでした。微笑ましくって良いなぁ。この二人、どうなるかな。
(2017.04 読了)
全巻で人が殺されるところを見てしまった中将が、大好きな化け物探訪もぱったり止めてしまった。心配した妹の初草の君に頼まれて宗孝は怪異スポットを探し中将を連れ出すが・・・。
だんだん面白さが増してきて、今作も楽しく読めました。まぁ、中将と父である右大臣との確執や何やかんやは楽しいものではないけれど。でも、二人の確執に今回はちょっと迫った感じで、今後はもっとつまびらかにされるんだろうと思うと楽しみです。
宗孝のトホホぶりも健在で嬉しい(笑)個人的には、初草と君とお似合いだと思うんだけどなぁ。初草は東宮の妃に決まってるので、難しいかなぁ。その東宮はといえば、宗孝の姉にご執心で、文では飽き足らず行動にまで移してしまって。どうなることかと思ったら、脱力な結果に終わって苦笑いでした。微笑ましくって良いなぁ。この二人、どうなるかな。
(2017.04 読了)