シリーズ6作目。
相変わらず、夜中に読むとキケンな本です。いや、夜中じゃなくてもキケンです。食事の後であっても、お腹がグーグー鳴ってしまいます。そして、お酒です!もう、本当にね。お酒が飲みたくなるよね。私はお酒は好きですが(笑)、晩酌はしません。飲むのは週末くらいなんだけど、この本を読んでると、平日でも、うっかりお酒に手が伸びそうになってしまって困ります。だってさ~、おつまみがさ~、冷蔵庫にある食材で、私でも作れそうなもののオンパレードなんですもーん。これはイカンよね。次から、読む日にも気を付けようと、心に誓ったのでした。
・・・えぇ、そうですよ。誘惑に負けたヒトの遠吠えですよ;;;
最初の頃は、下町の人情話がメインでしたが、この巻はさすがに恋愛要素てんこ盛りでした。もちろん、振り込め詐欺やら、本屋さんの厳しい現状やらと、そういうお話もありましたが、メインは美音と要の恋愛。それも、ヤキモキしちゃうような、ニマニマしちゃうような、そんな恋愛で・・・。悶えながら読みました(笑)公園掃除を優先しちゃう美音に、らしいなぁと思いつつ、いや、そこはさすがに恋人優先でしょ!と突っ込みを入れてしまいました。
でも、要の立場って・・・。料理人と身分違いの恋って、なんだか、髙田郁さんの時代物のお話を彷彿させられたんですが。まぁ、こっちは現代だし、そこは何とか上手くいくんじゃないのかなぁと思うんですけど。どうなんでしょうね。
鮭缶で作る鮭団子が美味しそうで、今度、鮭缶を買ってこなくちゃ!と思ったり、家で屋台とか楽しそうだなぁとか羨ましく思ったり、コンビニに行ったらお酒コーナーも覗いてみなくちゃ!と思ったり、楽しい読書になりました。
次巻はどんな美味しそうなおつまみやお酒が登場するかな。美音と要の行く末と共に気になるところです。次巻が楽しみ!
(2017.02.24 読了)