花咲小路シリーズ第四弾。
気がつくとシリーズも4作目。読む前におさらいをしとこうと記事を探したら、3作目の記事を作ってなかったことが分かって自業自得ながらガッカリしたり・・・。やっぱ、出来るだけ記事を残しとくようにしよう!なんてことを改めて思ったのでした。
今回の舞台は花咲小路三丁目の深夜営業店「喫茶ナイト」。喫茶店なのに昼間は開いてないという変わったお店。そこに、とある事情で転がり込んだ仁太店長の甥である望。仁太を手伝いながら、店に舞い込む相談事を仁太が解決していく姿を語っていく・・・という感じかな。
相談事を仁太が解決していくんだけど、それが、ちょっとミステリー的(というか驚くような方法)なので、望と一緒に頭の中を「???」とさせながら読んでいきました。最初は「???」と思っていたことが、そっちか!そこがそうなるのか!そうきたか!と驚きやら何やらで、ドキドキとちょっとワクワク、そして最後は、やっぱり小路作品らしくほっこりさせられました。
4作目ということもあり、今までに登場した、あの人、この人、そして、まさかのシリーズ外からの登場(名前だけだけどね)もあったりして、その度に、ニマニマしたり奇声を発したり(笑)したのでした。望は商店街の人たちのことを、ほとんど知らないんですよね。それを、花乃子さんの花屋さんに行ったときに気付いて、うっわ~と思ったりもしたのでした。
最後はどうなることかと思ったけど、仁太の差配で丸~く大団円!
・・・となったのは、本当に良かったと思うんだけど。でも、出来れば「喫茶ナイト」にはずっと仁太店長にいて欲しかったなぁと、ちょっぴり寂しく思ったりもしたのでした。
一丁目から四丁目まで、お話は一巡しましたが、このシリーズはまだ続くはず!と信じております。楽しみに首を長くして待ってますからね~!
(2017.01.25 読了)