2016年12月07日

素顔のフィギュアスケーター(宮本賢二)

BSスポーツ専門テレビ局J SPORTSにて放映されているTV番組『フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋』を誌上にまとめたもの。

振付師の宮本賢二氏がスケーターをゲストに迎えて繰り広げられるトークの数々。宮本氏相手だからこそ、聞けるお話があったりして、ほぅほぅほくほくと楽しく読めました。ただ、ほとんどがネット上で読んでいたり、ちょっと前の対談だったりで、タイミング的には「ん~~~;;;」と思ったりしたものもありました。まぁ、これはしょうがないことだけどね。

とはいえ、フィギュアスケート好きには、とっても楽しめる1冊だと思います。この選手は、こんなことを思ってるのか、えーっ、こんな人だったの!?とか、あの時はそんな思いでいたのかぁ・・・、などなど。すごく興味深く読みました。

個人的には、もう一度、髙橋大輔さんと対談して、今の心境とかを聞いていただけると嬉しいなぁ、なんて思ったり。




1.鈴木明子
2.髙橋大輔
3.織田信成
4.小林宏一
5.村上佳菜子
6.本郷理華
7.宇野昌麿
8.村上大介
9.小塚崇彦
10.宮原知子


(2016.11.13 読了)







ラベル:読書 著者(ま)
posted by すずな at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

朝が来るまでそばにいる(彩瀬まる)

流産したり、愛する人を亡くしたりと、弱ったり、傷ついたりした時に、現れるモノ。人は、救いを求め縋りつく・・・。そんな人々を描いた短編集。

うわー怖かった。ぞわぞわというよりも、しんしんと怖かった。

「ゆびのいと」は読んだことがあったんだけど、どこで読んだのかなぁ。何かのアンソロジーかな。
追い詰められた時に、目の前に縋るものが現れたら誰だって縋ってしまうんだろうと思う。逃げ出したい現実から目を逸らし、優しく頭を撫でてくれるものに包まれていたいと願うのだって同じ。でも、そうしている為には代償を払わなくてはいけなくて。永遠にいられるのかというとそうでもなくて。人はやはり、どうあっても前に進んでいくしかないのだなぁと、そんなことを思いました。

寄り道も必要な時だってある。大きな代償を払わなきゃいけなくなる時だってある。それでも、少しずつ抜け出せますように。進んでいけますように。自分自身に言い聞かせるように、そう願いつつ読了しました。




・君の心臓をいだくまで
・ゆびのいと
・眼が開くとき
・よるのふち
・明滅
・かいぶつの名前


(2016.11.13 読了)




朝が来るまでそばにいる
新潮社
彩瀬 まる

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ラベル:読書 著者(あ)
posted by すずな at 11:21| Comment(2) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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