2016年10月29日

◆2016年5月の読書

1.ザ・ロング・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン(小路幸也)★★★★★
2.東京すみっこごはん 雷親父とオムライス(成田名璃子)★★★★
3.喉の奥なら傷ついてもばれない(宮木あや子)★★★★
4.幹事のアッコちゃん(柚木麻子)★★★★
5.大川契り 善人長屋(西條奈加)★★★
6.みんなの怪盗ルパン(アンソロジー)★★★
7.みんなの少年探偵団2(アンソロジー)★★★
7.アンと青春(坂木司)★★★★★
8.恭一郎と七人の叔母(小路幸也)★★★
9.うめ婆行状記(宇江佐真理)★★★★


2016年5月の読書は9冊。5つ★は2冊。
2016年合計46冊。月平均9冊。



5月、ですね。

毎年恒例の春の現実逃避の旅(THE ALFEEのLIVE♪・・・バレてると思うけど正式にカミングアウトしちゃう・笑)も、いつもの陸路(バス&新幹線)とは違って、空路での旅となりました。地震の影響で、高速道路の通行止めがあったり、新幹線は臨時ダイヤだったということもあるのですが、それよりも何よりも、心情的に陸路は「乗ってる途中で地震がきたら・・・」の不安が拭い去れなかったというの大きかったのです。

ということで、久しぶりのプロペラ機。飛行機が苦手な私には苦行以外の何物でもなかったんですが、なんとか耐えました(笑)そして、年に2回の現実逃避は「当然」ではないんだということを改めて感じたり。地震が起こって、「行けないかも」というのは当然思ったし、だから余計に、あの場に居れた嬉しさはどう表現しても足りないくらいでした。いつも愚痴るド定番曲で「あぁ、ALFEEのLIVEだぁ・・・」と思ったら、思わず涙腺が緩んじゃって。友人に驚かれたりもしたなぁ(笑)・・・てか、泣いた本人が一番、ビックリしたけどね。

と、そんなこんなで、読書はあまり進まないものの、少しずつ落ち着いてきた5月でした。



(2016.10.29)
ラベル:読書記録
posted by すずな at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

◆2016年4月の読書

なんとか記事UPを!
・・・と気持ちだけが焦って、なかなか思うようにいかない日々が続いています。なんでしょうねぇ。一度、リズムが崩れてしまったら、それを戻すのって大変な努力と強い意志が必要なんだなぁと、そんなことを、この歳になって、しみじみと実感しております。

と、そんな訳でね。。。


もう諦めた! 

と、太字赤字で堂々と宣言してみます~^_^;
人間、諦めも肝心よね、うん。そんな開き直りに呆れられるかもしれませんが、どうか、これからも、ぼちぼちっとお付き合いいただければ嬉しいです。。。

ということで、とりあえず、月毎のまとめ記事だけはUP。感想記事は出来るものからやっていこうと思います。



1.掟上今日子の備忘録(西尾維新)★★★
2.タスキメシ(額賀澪)★★★★★
3.リバース(湊かなえ)★★★★★
4.戦うハニー(新野剛志)★★★★
5.ロング・ロング・ホリディ(小路幸也)★★★
6.バベル久朔(万城目学)★★☆
7.西洋菓子店プティ・フール(千早茜)★★★★
8.ワーカーズ・ダイジェスト(津村記久子)★★★
9.アシタノユキカタ(小路幸也)★★★
10.佳代のキッチン(原宏一)★★★★




2016年4月の読書は10冊。5つ★は2冊。
2016年合計37冊。月平均9冊。



4月。そう4月でした。こんな状況に陥った元凶は4月の『熊本地震』

もうね、これには参りました。我が家は震度3とか4くらいで震源地からはちょっと離れているんですが、それでも携帯のアラート(緊急地震速報)が鳴りました。前震と本震の2回。1回目は21時過ぎだったので起きてたんですが、2回目は夜中の1時過ぎ。前日は大きな地震が起こったこともあり、あまり眠れなくて熟睡中。これは堪えた。気持ち的にかなりのダメージでした。
TVのニュースで「今後、しばらくは同じくらいの規模の地震が起こる可能性があるので注意してください」って言ってるじゃないですか。でも、まさか本当に2晩も続くとは思ってなかったんですよね。その後も、余震がずーっと続いて。揺れるといっても、我が家は震度2くらいだったんですけど。それでも、「あ、揺れてる。。。」と思うと落ち着かなくてね。しばらく、お布団で寝れなかったりもしました。
震源地から離れてる私がこんな風にダメージ受けるくらいなんだから、被災地の方々はどれだけの精神的苦痛を味わってらっしゃるんだろうと、熊本地震はもちろん、東日本大震災で被災した方々のことを改めて思ったりもしたのでした。

当然ながら、読書も進まず、記事UPしようという気持ちにもなかなかならず・・・。そんな日々を過ごした4月でした。


(2016.10.29)
ラベル:読書記録
posted by すずな at 15:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月24日

アウシュヴィッツの図書係(アントニオ・G・イトゥルベ:小原京子 訳)

アウシュビッツ強制収容所内の学校と、そこで図書係として8冊の本を命がけで守った14歳の少女の実話に基づく物語。

強制収容所内に学校。それも、図書係!そして、14歳の少女が命がけで守った8冊の本!!という、なんともワクワクするような単語に惹かれて読み始めました。

・・・が、舞台はアウシュビッツ。
日々、大勢の人々がガス室に送られる様子や、過酷な労働と劣悪な環境の描写の数々に、圧倒され、そして、漂う重苦しさに、だんだんと気分が沈んでいきました。実は、何度か読むのを止めようかとさえ思いました。正直、読み進めるのが辛かった。でも、もうちょっと読めば、もしかしたら・・・と、何度も心を奮い立たせて、なんとか読みきる事が出来ました。

もちろん、少女や教師たちの勇気溢れる行動にはハラハラドキドキさせられたし、生きるか死ぬかの瀬戸際においても「本」を守ろうとする姿に、改めて「本」の存在意義や大切さを感じて胸が熱くなったりもしたんですよ。そして、あんな過酷な状況の中にあっても、人は恋をしたり、年相応の”娘”であったりするのだなぁと、ちょっぴり心が踊ったりもしたのも事実だし、少女の「「本を開けることは汽車に乗ってバケーションに出かけるようなもの」という思いにも共感したりもしました。

でも、それよりも、ずっとずーーーっと、”アウシュビッツ強制収容所”という場所の持つ、悲惨さ、理不尽さなどが全体を覆いつくし、重苦しく、それを、どうやっても拭い去ることはできないままでした。なんとか、気持ちを切り替えられれば良かったんでしょうけど、私には難しかったのです。

だからと言って、読まなければ良かったとは思いません。読めて良かった、と素直に思います。






(2016.08 読了)





アウシュヴィッツの図書係
集英社
アントニオ G イトゥルベ

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posted by すずな at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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