この絵本は、行きつけのブログである「蒼のほとりで書に溺れ」さんの記事を読んで手に取りました。記事を読んでたら「パンダの秘密」って何!?と、めちゃくちゃ気になっちゃって(笑)速攻、図書館で予約しちゃいました。
そして、パンダの秘密って何だろうと思ったら!もうね、まさか、そうきたか~!でして。それはそれは大爆笑でした。
とあるパンダ家族が”パンダ専用の”銭湯に行くっていうだけの絵本なんですけどね。これが、まぁ、「絵本」という媒体を上手に使ってるって感じでして。小説ではこの面白さは絶対に描けないですね。ページをめくる度に、その描かれている絵に衝撃を受け、うはうはうはははは~と楽しませてもらいました。おまけに小ネタも満載で、それらを見つけるのも楽しかった。
確かに、この銭湯は”パンダ以外はおことわり”じゃないとダメだよね、うん。大変だよ、こんな秘密が世間の皆様にバレちゃったら。絶対に秘密にしとかなきゃいけないよ~うぷぷぷぷ~と、笑いっぱなしだったんだけど、特に笑ったのは・・・いや、これ以上は書けない~~~(笑)
まぁ、一応ね、読んだ人だけに分かるように書くと、父と息子で「チャ!」ってとこですよ!脱衣所に貼ってある注意書きに「ん?」と思ったんだよね。これって、かけるパンダがいるのかい!?かけても見た目は一緒じゃんか!とツッコミを入れてたら、まさかそんな秘密が隠されていたとは・・・。もうね、このページでひとしきり笑いましたです、はい。
そして、銭湯から帰る3匹の後姿を見て、「きゃぁぁーーっ、お父さんっ!大変、大変っ!忘れてるよーっ!!」と読んでるこっちが焦りまくってしまいました。お父さん、大丈夫だったかなぁ・・・。とってもとっても心配です。
絵本なので、すごく薄い本なんですけど、最初から最後まで笑いっぱなしで楽しく読めました。
あ~笑った、笑った。
(2015.03.22 読了)