伊達政宗の母である義姫を描いた物語。初読み作家さん。
義姫と言えば、某公営放送の大河ドラマ「独眼竜正宗」で熱演された岩下志麻さんが思い浮かびます。というか、それしか思い浮かばないと言った方が正しいかな(笑)私の中のイメージは岩下さんで固まっているので、読んでる間中、かのドラマの義姫の姿がチラチラしまくりました。
そんなこんなで、登場する人物を某ドラマのキャストとタブらせながらの読書。あ、このエピソードは!あ、これは!・・・と、そんなことばかりを思いながら読み進めたので、小説自体を純粋に楽しんだかというと、ちょっと疑問です。なんだか、すごく勿体ない読み方をしてしまったなぁと、今頃になって反省しています。
まぁ、文章自体にはそんなに抵抗は感じなかったけれど、そこまでのめり込むこともなく、歴史小説を普通に楽しんだかな、と。
可もなく不可もなく、という感じ。
(2015.03.16 読了)