「烏に単は似合わない」「烏は主を選ばない」に続くシリーズ第3作目。
・・・って、さらりと”シリーズ”3作目と書いちゃいましたが、この発売を知って小躍りしちゃうくらい大喜びしたのです。その後のお話が読みたいなぁとは思っていましたが、この2作は対になってるお話だったので、これで完結なんだと思ってたんですよね。なので、まさかの続編、まさかのシリーズ化にテンションが上がりました。
そして、主人公は”あの”雪哉ですよ!若宮の近習を蹴って地元に帰っちゃった雪哉ですよ~。うっわーっ!と思わず声が出てしまったくらいテンションがあがっちゃいました(笑)本当に嬉しい。
さて、物語ですが・・・。
えーと、ね。なにせ読んだのが7ヶ月前ということで、詳しいあらすじは割愛、ということで(笑)
若宮が有無を言わさぬ感で雪哉を引っ張り出してくれて、さすが!と拍手喝采を送りたくなっちゃいました。でも、内容的には結構、ドキドキハラハラの連続で、おまけに若宮の「金烏」たる故の”性”というのも明らかになって、これは、本当にキビシイなぁと思いました。完全無敵だと思ってだけど、そういう訳ではないんですね。傷つけられてもどうにも出来ないというのは・・・。そんな弱点があったとはと、思わず絶句しちゃいました。
それにしても、小梅は絶対に敵対者(?)だと疑ってたんだけど、あれ~?って感じでして。敵どころか、まさかの雪哉と・・・にはビックリでした。今後の二人に注目です!
そして、ラストには嬉しい展開が待っていました。もうね、雪哉がやっと決心してくれて本当に嬉しいよー。今後も活躍が見れそう(読めそう)で期待が膨らみます。
あ~早く、続編が読みたいぞ!!
(2014.08.07 読了)