2014年12月31日

◆2014年12月の読書

さて、12月。
あと一日残ってますが、きっと読まないだろうと思うので。実は読みかけの本があるんだけど、さすがに今日は読める時間はとれなさそう。読みかけの本を残して年越しなんて初めての経験かもしれない・・・。昨夜、睡魔に負けたのが敗因です(笑)




●2014年12月
1.Wonderful Story(アンソロジー)★★★★
2.にじいろガーデン(小川糸)★★★★
3.みんなの少年探偵団(アンソロジー)★★★
4.ねじまき片想い~おもちゃプランナー・宝子の冒険~(柚木麻子)★★★★★
5.群青のタンデム(長岡弘樹)★★★
6.マスカレード・イヴ(東野圭吾)★★★
7.家族シアター(辻村深月)★★★★★
8.水やりはいつも深夜だけど(窪美澄)★★★★★



2014年12月の読書は8冊。5つ★は3冊。
2014年合計137冊。月平均11冊。


・・・。1か月に8冊!1週間に2冊!ちょっと自分でもビックリしちゃうくらい読んでないですねぇ。これじゃ~図書館本は読まずに返却だとか、お借りしてる本が山積みだとかってのは当たり前ですよね;;;そん中、★5つが3冊っていうのは充実した読書が出来た証拠ということで、それは良かったなぁと思いますけどね。まぁ、それが救いかなって感じですね。



読書以外では・・・何があったかな。

あ、職場の上司が来年1月で退職されることになりまして、新しい上司がやってきました。まだまだ慣れないので、お互いに”探り合い”って感じでハラハラドキドキですが。まぁ、今のところピリピリはしてないのでいいかな、ってことで(笑)・・・ピリピリしだしたら、ちょっと怖いよねー。私も転職の経験はあるので、どっちの気持ちも分かるからね。出来るだけ、早く慣れてもらえるようにしていきたいなぁと思ってます。・・・が!私も引き継ぎ事項があって、それを覚えるのに必死で他人の心配をしてる場合ではなーい!というところもあったりするんですよね。なんとか、スムーズにいけるように頑張りますです、はい。



と、そんな感じかな。

12月のまとめをしていると、今年一年のまとめまでしちゃいそうになりますが、それは又、別記事で。年明けの早い段階でUPしたいと思ってます。・・・が、予定は未定。と、先に言い訳をしておこう(笑)



とにもかくにも。
一年間、ぐだぐだな私を見捨てずにいてくださって本当にありがとうございました。
皆様、良いお年をお迎えください。


(2014.12.31)
ラベル:読書記録
posted by すずな at 06:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月26日

壁と孔雀(小路幸也)

警視庁SPの土壁は仕事上で負傷し、その休暇を利用して両親の離婚で別れたままになっていた亡き母のお墓参りに赴いた。北海道の母の実家はその町を支配する名家で、現在は祖父母と異父弟が住んでいた。その弟は母を殺したのは自分だと言い、自ら座敷牢に篭っていたのだが・・・。


あらすじだけ読んだら、小路さんには珍しく緊迫したドキドキのミステリーかと思いました。たしかに、ミステリー色も強かったですが、小路さんらしい優しく穏かな雰囲気があって、なんというんでしょうか、心がそこまで乱れることなく最後まで読めた、そんな作品でした。

とはいえ、母の死の真相やら、町で母の実家が果たしてきた役割など、ピリリとした部分もあって、そういう意味では、とても読み応えのあるミステリーだったなぁと思います。

いつも、小路作品は面白いんだけど、好きなんだけど、もうひとつ何かが・・・って思うことが多かったんだけど、この作品は、そういう気持ちは全くなくって、本当に面白かったー!と思えました。




・・・って、タイムラグがあるから、読了後の興奮を上手く書けないのが残念です;;;反省。。。




(2014.10.31 読了)






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ラベル:読書 著者(さ)
posted by すずな at 12:49| Comment(2) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月23日

阿蘭陀西鶴(朝井まかて)

「好色一代男」「世間胸算用」などの浮世草子で知られる井原西鶴。そんな西鶴を彼の盲目の娘の視点で描いた物語。


西鶴って、確かに子供のように自分勝手ではた迷惑な人だったのかもしれないけれど、それと同じくらい愛情深く、そして才能に溢れた人だったんだなぁと思いました。何かに秀でた人って、そういうものなのかもしれない。いや、そうじゃないと非凡さは発揮されないのかもしれない。そんなことを思いました。

盲目の娘の視点で語られる西鶴の姿は、身内の厳しさもあってみっともなく感じる部分もあり、読みながら、こんな人が家族だったらそれに付き合わされる家族はそりゃ~大変だろうなぁと心から同情したりもしました。でも、嫌っているようだった娘も、父親の愛情に守られていたことにいつしか気づき、知らず知らずに父への愛情を深めていくんですよね。まぁ、家族だったら当然なのかなと思いつつ、読んでるこちらも、ゆっくりと西鶴への好感度があがっていったような気がします。最後には、「愛すべき西鶴」そんな気持ちで読み終わりました。

学生時代に授業で覚えただけの「好色一代男」や「世間胸算用」を読みたくなっちゃいました。




(2014.10.28 読了)




阿蘭陀西鶴
講談社
朝井 まかて

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ラベル:読書 著者(あ)
posted by すずな at 12:56| Comment(2) | TrackBack(2) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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