これはね~読んでて、ほんっとぉーーーーーにイヤぁな気分になりました。もうね、読むのがすごくシンドイお話でした。
弁護士になった圭輔は、子供の頃、火事で両親を失くし遠縁の同級生である達也一家と暮らしていた。友人の助けで苦境を脱した圭輔だったが、ある日、収監された達也から弁護依頼が舞い込み・・・。
前半の子供時代のお話が、本当に読んでて辛かった。もうね、これでもか、これでもかと、圭輔に襲い来る達也一家の陰謀。大人だけならまだしも、子供でもここまで残忍で非情になれるんだと、驚きよりも嫌悪感が大きかった。怖かった。
後半は、そんな彼らへの逆襲が始まるんだ!とワクワクしたのに、なんだか思ったような展開にはならなくって。あれあれあれ~?って感じでした。圭輔が人が良すぎるというより、弱すぎ!もっとしゃんとして!と叱り飛ばしたくなる感じでして。かなりイライラしちゃったのでした;;;もうね、このモヤモヤを早くすっきりさせてくれーーーっ!と叫びたくなってしまいました。
面白かったんだけど、かなりストレスのたまる作品でした;;;
(2014.05.23 読了)