囲碁、チェッカー、麻雀、古代チェス、将棋など、盤上で行われるゲームにまつわる6つの物語。第33回日本SF大賞受賞作。
タイトルが気になっていたんですがなかなか手が出ず、その後、すごーく評判になっちゃって!SF大賞まで獲ってしまったので、これは読まねば!と手に取りました。
う、う~~~~~~~~~ん;;;
これはね~、残念ながら私にはちょっと合わなかったようです。読みながら痛感したのは、それぞれのゲームについての知識が私には足りない、ってことでした。それぞれのゲームに精通している人ならば、すごく楽しめたんだと思うんですが、どれもがほぼ初心者(というか知識ゼロ)の私にとっては、理解力の面でかなりの障害がありました。
特に、麻雀をやったこともないし、知識も全く無い私には、その章を読むのが苦痛でしょうがなかった。もうね、全く分らないんですもん。面白さを全く見つけられなくって・・・。途中で挫折しようかと思ったくらい。なんとか頑張って読んだけど、ただただ文字を追っていたという感じでしかなかったです。
最初の章については、そこそこ楽しめたかな。ただ、ちょっとリアリティに欠けるかなぁ。壮絶な人生だと思うし、こんなこともあるのかもなぁとも思ったけど、でも、微妙な違和感というか、いまいちシックリこなかったんですよねぇ。
ということで、期待も大きかったせいか、かなり残念な読書となってしまいました。
・盤上の夜
・人間の王
・清められた卓
・象を飛ばした王子
・千年の虚空
・原爆の局
(2014.05.18 読了)
2014年09月23日
日本橋本石町やさぐれ長屋(宇江佐真理)
日本橋本石町にある弥三郎店(通称“やさぐれ長屋”)を舞台に、様々な事情を抱えた住人たちが貧しいながらも一所懸命に生きる姿を描いた連作短編集。
宇江佐さんの江戸人情物語、って感じかな。一本気な職人、出戻りの若い娘、旦那が帰ってこなくなった女房などが、時に喧嘩をしながらも、支えあい助け合って生きている。仲が良くても他人同士、ちょっとしたことでいがみ合ったり、感情のすれ違いもあるんだけど、同じ長屋に住む者同士、最後は落ち着くところに落ち着いていく。そんな人々と、一緒に困ったり、怒ったり、しんみりしたり、そして、笑ったりしながらの読書となりました。
誰だって、生きていればいいことばかりじゃない。大変なこともあるし、ツライこともある。他人には分からない悩みも抱えていたりするんだよなぁと、そんな当たり前のことを改めて思い出させてくれる作品でした。
最後はしんみり寂しくなるなぁと思いながら読んでいたんだけど、あ~良かったなぁと思えるラストに落ち着いてホッとしました。
・時の鐘
・みそはぎ
・青物茹でて、お魚焼いて
・嫁が君
・葺屋町の旦那
・店立て騒動
(2014.05.16 読了)
宇江佐さんの江戸人情物語、って感じかな。一本気な職人、出戻りの若い娘、旦那が帰ってこなくなった女房などが、時に喧嘩をしながらも、支えあい助け合って生きている。仲が良くても他人同士、ちょっとしたことでいがみ合ったり、感情のすれ違いもあるんだけど、同じ長屋に住む者同士、最後は落ち着くところに落ち着いていく。そんな人々と、一緒に困ったり、怒ったり、しんみりしたり、そして、笑ったりしながらの読書となりました。
誰だって、生きていればいいことばかりじゃない。大変なこともあるし、ツライこともある。他人には分からない悩みも抱えていたりするんだよなぁと、そんな当たり前のことを改めて思い出させてくれる作品でした。
最後はしんみり寂しくなるなぁと思いながら読んでいたんだけど、あ~良かったなぁと思えるラストに落ち着いてホッとしました。
・時の鐘
・みそはぎ
・青物茹でて、お魚焼いて
・嫁が君
・葺屋町の旦那
・店立て騒動
(2014.05.16 読了)
2014年09月22日
◆2014年8月の読書
ようやく8月の読書まとめです。
読書まとめの記事は、ぱぱっと終わる予定だったんだけどなぁ・・・。何で、この記事でモタモタしてるんだか;;;
・・・と、凹みもしつつ、気を取り直していきましょう!
1.あぽわずらい あぽやん3(新野剛志)★★★★
2.かむさりやまのおまじない(三浦しをん)★★★
3.黄金の烏(阿部智里)★★★★
4.すべての神様の十月(小路幸也)★★★★
5.明日の子供たち(有川浩)★★★★★
6.月蝕楽園(朱川湊人)★★★★
7.天の梯 みをつくし料理帖(髙田郁)★★★★★
8.本をめぐる物語 一冊の扉(アンソロジー)★★★
9.僕とあいつの関ヶ原(吉田恵里香)★★★
10.ホリデー・イン(坂木司)★★★★
11.珈琲屋の人々(池永陽)★★★
2014年8月の読書は11冊。5つ★は2冊。
2014年合計 97冊。月平均12冊。
8月は久々の有川さんの長編新刊にテンション上がりました~♪ワクワクしながら読み始めたものの、すぐに涙腺が緩んじゃって・・・そのままの状態で最後まで、でした。そして、みをつくし料理帖シリーズは最終巻。こちらも、最初から最後まで涙腺が緩みまくりでして・・・あははは^_^;ほんっとに涙腺が弱いなぁと思ったのでした。
今月はシリーズ物の続編やスピンオフ関係が多かったかな。どれも安定の面白さで楽しめました。
読書以外では、とあるバンド(伏字にする必要があるのか/笑)のデビュー40周年のお祝いに日本武道館まで行ってきましたです、はい。それも、月末の月曜日という、とんでもない日程でねぇ;;;しょうがないので(え)、火曜日は朝の便の飛行機で帰郷して午後から仕事しましたですよ。ヘロヘロ~だったけど、幸せな余韻の残りでなんとか半日乗り切りましたです。頑張ったなぁ、ワタシ。・・・と、自画自賛してみる(笑)
その40周年お祝いセレモニー&コンサートですが。久々に再会できた友人たちとランチしたり、お茶したり、チラッと会っただけだったり(笑)と色々でしたが、とても楽しい時間を過ごせました。田舎モノの私の為に帰りの電車乗換えまで指南してもらったりもしましたです(笑)すみませぬ^_^;本当にお世話になりました。感謝。
そして、みんなであの空間や想いを共有できて本当に幸せでした。
還暦を迎えたメンバーたちには健康に留意してもらって、次は50周年のお祝いも一緒に出来ればいいな。・・・って、メンバーよりも私のほうが健康に気をつけなきゃいけないような気がするんだけどさ(笑)
ということで、なんだかドタバタが一区切りついた感じで、最後はちょっと気抜け状態になってしまった8月でした。
(2014.09.22)
読書まとめの記事は、ぱぱっと終わる予定だったんだけどなぁ・・・。何で、この記事でモタモタしてるんだか;;;
・・・と、凹みもしつつ、気を取り直していきましょう!
1.あぽわずらい あぽやん3(新野剛志)★★★★
2.かむさりやまのおまじない(三浦しをん)★★★
3.黄金の烏(阿部智里)★★★★
4.すべての神様の十月(小路幸也)★★★★
5.明日の子供たち(有川浩)★★★★★
6.月蝕楽園(朱川湊人)★★★★
7.天の梯 みをつくし料理帖(髙田郁)★★★★★
8.本をめぐる物語 一冊の扉(アンソロジー)★★★
9.僕とあいつの関ヶ原(吉田恵里香)★★★
10.ホリデー・イン(坂木司)★★★★
11.珈琲屋の人々(池永陽)★★★
2014年8月の読書は11冊。5つ★は2冊。
2014年合計 97冊。月平均12冊。
8月は久々の有川さんの長編新刊にテンション上がりました~♪ワクワクしながら読み始めたものの、すぐに涙腺が緩んじゃって・・・そのままの状態で最後まで、でした。そして、みをつくし料理帖シリーズは最終巻。こちらも、最初から最後まで涙腺が緩みまくりでして・・・あははは^_^;ほんっとに涙腺が弱いなぁと思ったのでした。
今月はシリーズ物の続編やスピンオフ関係が多かったかな。どれも安定の面白さで楽しめました。
読書以外では、とあるバンド(伏字にする必要があるのか/笑)のデビュー40周年のお祝いに日本武道館まで行ってきましたです、はい。それも、月末の月曜日という、とんでもない日程でねぇ;;;しょうがないので(え)、火曜日は朝の便の飛行機で帰郷して午後から仕事しましたですよ。ヘロヘロ~だったけど、幸せな余韻の残りでなんとか半日乗り切りましたです。頑張ったなぁ、ワタシ。・・・と、自画自賛してみる(笑)
その40周年お祝いセレモニー&コンサートですが。久々に再会できた友人たちとランチしたり、お茶したり、チラッと会っただけだったり(笑)と色々でしたが、とても楽しい時間を過ごせました。田舎モノの私の為に帰りの電車乗換えまで指南してもらったりもしましたです(笑)すみませぬ^_^;本当にお世話になりました。感謝。
そして、みんなであの空間や想いを共有できて本当に幸せでした。
還暦を迎えたメンバーたちには健康に留意してもらって、次は50周年のお祝いも一緒に出来ればいいな。・・・って、メンバーよりも私のほうが健康に気をつけなきゃいけないような気がするんだけどさ(笑)
ということで、なんだかドタバタが一区切りついた感じで、最後はちょっと気抜け状態になってしまった8月でした。
(2014.09.22)
ラベル:読書記録